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労働から解放されたい

労働から解放されたい。

日々そう感じている。

大袈裟な言い方。

ただ言いたいことは、単純に「働きたくない」。


そんな愚痴。


できることとできないことがある。

どこまできて、どこからができないがある。


やりたいこととか、

やりたくないこともある。


興味を持てるとか、

何の興味も湧かないさえある。

そんな葛藤を抱えている。


朝辛いのも、夜眠いのも、

体重いのも、心が辛いのも、

全部我慢して、今日も私は私を引きずりながら、労働という地獄を歩く。


だって、私は働かないといけないから。

ごはんと電気とガスと水道とスマホと家と服のためにお金がいるから。


宝くじでも当たらないかなー、なんて。

3000円買って、300円当たって、

まあ、そんなラッキーはないよねって思いながらも割と真面目に落ち込んだりした。


けれど、そんな現実を見せつけられながらも、

4000万当たれば楽なのになあって思って、

6億当たれば働かなくていいよねって考えて、

6億どう使おうかって時間を浪費する。


現実逃避。


労働から解放されたい。


あわよくば働きたくない。


できないこともできることも、やりたいこともやりたくないことも、興味の有り無しも関係なく、

お気楽に、気軽に、身軽に、穏やかで、それでいて無責任に生きてみたい。


まあ、私が平民で、何の才能もなくて、組織の庇護がないとお金を稼げないような人間である限り、

私が私の望む「穏やか」を手に入れるためには6億当てるしかないのだけれど。


現実逃避。


労働から解放されたい。


そう愚痴りながら、今日も私はニヒルにシニカルに笑いながら仕事に自分を引きずっていく。

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