作品を見る姿勢
インプットをする時、自分の中に二人の人物を置いてください。
まず一人目は『どんなことにも共感し、なおかつ感動できる人』
これはたぶんほとんどの人間が普通にしていることです。
そうじゃないと、作品が楽しめません。
僕はアニメや小説が大好きなので、この人を常に真ん中に入れています。
これが正しい姿勢です。こうじゃない人はどうして作品を読んだり見たりするのかわかりません。
それにこの人がいるおかげで、作品のことを十二分に理解でき、
インプットとしても最高の状態で召し上がることができるのです。
普通の人ならそれでいいでしょうが、
クリエイターならばもう一人必要です。
『なにからなにまで批評し、悪態をもって作品を見る人』
これは絶対に外には出さないで、自分の中だけに閉じ込めておいてください。
なぜこの悪辣な批評家が必要なのかは、
冷静な目で作品を見るためです。
齟齬はあると思いますが、冷静な目を持つというのは、批評的な目で客観的にダメ出しができるということです。
これができると、応用として推敲するときに便利です。
自分の作品も冷静な目でダメ出しができるから。
「まずなにから話そうか……」
自分は前置きとして、その言葉を投げかけながら推敲をします。
アドバイス)
批評家になれ、批評家になるな
追記・
執筆する際は批評家を呼ばないでください。
自己崇拝をしないと、作品なんて書けませんよ。