主人公の役割
弱点を克服することです。
これは自分の弱点、物語に関わる全ての人の弱点です。
↑その『弱点(欠けているもの)』が作品のテーマの一つです。
ex1)
俺は力が弱くてみんなからバカにされる。
でも、強くなってみんなを見返した。
上記の例では、主人公は『力が弱い』という欠点があります。
それを克服するために筋トレなりなんなりして強くなったのです。
ここで主人公に必要なものは何だったでしょうか。
筋トレ器具ですか?
違います。
克服しようという、意識的・無意識的な意思です。(悩むもそれに相当)
それがなければそもそも筋トレをしようとは思いません。
でも、この主人公には元々そんな意思なんてなかったはずです。
あれば最初から筋肉モリモリですから。
ex2)
俺は力が弱くてみんなからバカにされる。
でも、ある日、筋肉モリモリの女騎士にバカにされた。
その日から筋トレを開始して、色々あって筋肉がついてきた。
その女騎士の囚われていた妹も救い出して、
その女騎士を見返したんだ。
この女騎士にバカにされるというところが、
主人公にとってのきっかけになったのです。
で、ここに『触媒』としての意味があります。
触媒となるキャラクターを作りましょう。
もう一つ、『女騎士の囚われていた妹も救い出して』という部分。
これがいわゆる物語のクライマックスにあたります。
起承転結について、持論を展開するのはこの次にしておきます。
アドバイス)
主人公は弱点を克服する意思を持つ