落ちた!
あー今日は空が青いなぁ
ってそんな場合じゃないし!
ユルの方を見ると、目が大きくなって、明らかにびっくりしている
とその時、途中から生えている木にぶつかってしまった。頭に激しい痛みが走り、私は意識を失ってしまった。
気がついたら、知らない女の子が私の顔を覗き込んでいた。
あーよかったー私生きてたー!
女の子は、歳は私と同じ位。髪と目の色は薄い青色、日が差した時の海の色と同じ。
「大丈夫?」
と優しい声で言った
私ははっとして
「うん大丈夫」
と言いながら頭がズキズキ痛むので頭を触ってみると、とっても大きなたんこぶができていた。
私はあまりの大きさに「ぎゃー」と言ってしまった。
その女の子は笑いながらも自己紹介をしてくれた。どうやらその女の子の名前はアリスと言うらしい。
「私の名前はランっていうの、よろしくね。あっところで一緒に白い馬が落ちてこなかった?」
「ああ、その馬は私が魔法で助けようとしたらうっかり魔法を間違えちゃって、ユニコーンになっちゃったんだよね。」
「え?どこにいるの?」
「それなら、あなたの後ろに浮いてるよ。」
私が後ろを向いてみると、なななんとユルに角と羽が生えていた!
私はびっくりしすぎて言葉も出てこなかった。
アリスは突然こういった
「あなた、もしかして上の世界からきたの?」
「上の世界? あ、シリアルの事?
「あなたにも言っとくけどもちろん食べるシリアルじゃないからね!!」
アリスが不思議そうな顔をしたので
「勘違いしないでね。
私ギャグを言ってるわけじゃないの。シリアルの国の人はみんな食べるシリアルと間違われないように、他の国の人に国の名前を名乗るときはこのセリフを絶対言わなきゃいけないみたいなのよ。」
と私は言い訳した。
そしたらアリスは、
「ごめんね…私の街の人は崖の上には怪物が住んでいると思っているの。
だから、あなたが上から落ちてきた時はとてもびっくりしたわ。でも落ちてきたのが私と同じ女の子で、ほっとしたわ。」
私はこの話を聞いてこういった。
「私の国でも、崖の下には怪物がいると言われていたけど、ここには怪物はいる?」
アリスは言った。
「ここにはいないけど、不思議の檻から兵隊にする動物を、盗みに来る時があるわ。盗まれた動物は怪物になってしまうみたいなの」
「あっ!お昼休みがもうすぐ終わっちゃう!私そろそろ魔法学校に戻るね、でもあなたを1人にしておけない、う〜ん、そうだ!校長先生に相談してみよう」
私は、ありがたく魔法学校についていくことにした。