12話
「明日のイベント。」
「微力ながら参加いたします。」
「お手伝いは任せてください。(`・ω・´)」
「(´;ω;`)ウッ…。」
無駄なやる気を出している2人。内容を知っているのに微力というのはおかしい。この状態の僕でさえ薬の調達や罠の設置ができればランキングトップとはいかないが、悪い成績にならないはず。
まぁっ、ランキングあるか知らないけど。
お手伝いは本当に手伝うのか。何故そんなに私できる人です空気を出す。
イベントの期間中アカウントの一時停止をした方がいいのではないか。
もし仮にアカウントを停止されたとしても、
「僕には関係ないけど。」
「!(^^)!。」「「えっ。(´・ω`・)エッ?」」
ピクトさんAIだけ嬉しそうなんだが、違うからね。
「明日用事あるからゲームしたとしても朝か夜のどっちか。昼いないの。」
「言われたら手伝う(´・ω・`)。」
「そうですか。なら私も見送ります。」
「君すごいねΣ(・□・;)。」
方向性が決まった。そして、何故か関心されてしまった。
ピクトさんAIは何もしなさそうだな。結さんは、・・・・・・まあ仕方ない。
貰った映画のタダ券が明日まで使える。せっかくもらったのだから使わないと勿体ない。
「そもそもなんでこんなに好感度が高いのかわからないのですが。」
ピクトさんAIのモデルの娘と親密になるほどコミュニケーションをとった覚えがない。AIが自己進化したのか?
「私もアンケートを書いたせいかもしれません。」
「「えっ」」
「お母さんでしたかΣ(゜Д゜)。」
「アンケートは最低もう1人います。だた、これは私の知る限りです。彼女が他にも配った可能性がありますから。あえて言うなら遠い血縁ぐらいでしょうか。
アンケートもらった時に、他のもう1人と私のを合わせていい感じにするからそのまま書いて大丈夫、って言ってましたから。
その結果ですね。人格設定に使うとは聞いてましたが。まさかこんなところで会うとは。」
開発者の前でこんなところ呼ばわり。
そして、いい感じになったらしい結果がピクトさんAIは。
(´∀`*)ポッ。
照れる要素があったかな?
「そもそもあの子にその場で書かせないでデータで渡したのが悪い。コピーすれば配布することなんて容易に想像できるはずですよ。私よりも付き合い長いのですから。」
自分は悪くないを全面的に押し出すのはいいのだろうか。アンケート書いたことが共犯な気がする。
そもそもちゃんと聞かなかった方にも少し要因があるのではと思うのだが・・・・・・。
「表に出ない程の闇というか病みと妙な依存性があると思ったらそのせいか。」
返された。ただでは転ばない。
「あ~。」
しまった。つい同意してしまった。僕がピクトさんなら、(;'∀')の状態になっているはず。
なんか寒くなってきた。気温が下がってきているのかな。天気は日が出ている快晴。さすがゲーム。
「他と一緒にいるときは仮面をかぶったよう態度。家のもできるが、それよりうまかった。おかしいと思ったんだよな。」
納得したように立花ピクトさん。えらいひと帰ってきて。どんどん寒くなって。って何してるの?!
寒い寒いと思ったらピクトさんAIの掌から白い霧があふれていた。冷却ミストだな。いま寒いし。
心理的にではなくて物理的に寒くなってた。そんな演出いらねぇ。
親指立てbとかいらない。本当に無駄遣い。
「でもそれならこんなに明るいバカのような思考回路ないはずだし。あれと悠木嬢をベースにしても正面上はもっとお淑やかになるはず。他にもっとことだから。」
「失礼ですねこの人。ちょっと知人宅のPCに用を思い出すかもしれないです。」
「専門家なんだからその辺はしっかりとしていると思うよ。」
どんな用を思い出したのか知らないがきっとろくなことにならない。
高度ネットワーク社会の怖さを近場で体験したくないのだが。
ゲーム会社とはいえ、こういうの作っているのだから、データ管理は抜かりはないはず。
「他に配った人に心辺りは。」
「ないです。私が交友関係知っていると思う方が可笑しいのでは。」
「確かに。」
友達の友達はいないらしい。
そして、物凄く納得する立花ピクトさん。
これは悠木の交友関係で納得したのか、立花ピクトさんの妹の交友関係で納得したのか、判断に困る。
「(´Д`)ハァ…。まあいか。もうどうしようもないし。」
開発側によると改編できないシステムの深いところにピクトさんAIはいるようだ。特殊個体で管理の仕事もするようだし当然下手にいじれない?
「まっ、いまはそんなことより。」
「うぉっ。・・・おお。」
キャラデザインで作ったアバターに変化した、・・・だと。
運営特権でも使ったのかな。流石、えらいひと。尊敬する。・・・・・・かもしれない。
ウィンド。うん。思っただけで出た。確か、指でこう動かして。出ない。もうあるから重ねえては無理か。
2Dキャラの横にステータス。キャラは人魂か。ステータスにはスキルと称号だけか。数値は本当に出ないんだな。アイテムボックス。フレンドリスト。メール。多おそうだからスルー。設定。プライバシー保護は、・・・
「設定見ているところ悪いんだけど、今から重要な話をするから聞いてもらえるかな。」
「あっ、はい。」
言われ立花ピクトさんを見る。運営はプレイヤーのウィンドの確認もできると。近いしね。手の動きでバレバレか。
箱に入っている高い栄養ドリンク剤と同じぐらいの透明な瓶、下半分が丸で、上が三角形。フラスコの半分から上を中心にすぼめた感じかな。先を色は濃い青に薄っすらとした赤?朱色?紫?、赤系統のそれっぽい色が入っている。混じらない使用のようだ。
食欲がわきそうにないな。
「レベルアップポーション。勿論、ちゃんとした正規版。「まるで私の薬が危ないみたいじゃないですか。」君にはこれを飲んでもらう。拒否はで、「運営のパワハラですか。上司ではないからただの暴行?」きない。レベル5で強制進化してもらう。
本来なら特別なサポート「私含めたナンバリングAIですね。」がゲーム開始30分から1時間の様子をみて報告が「私がさぼっているように聞こえますけどまだ1時間内ですからね。」来るのだがこのままだとはっきりって怪しい。
だから今のうちに動けるように、「根の張る植物系はレベル5でもダメでしたけど。変更は・・・」なってもらう。私たちはこれを回「創り手の愛がない表現反対。」収したい。君たちは早くゲームをしたい利害は一致している。( `ー´)ノ」
ちょいちょいピクトさんAIが口を挟むがそれをスルーして話をする立花ピクトさん。怒っている主張を体に出しているが動じないピクトさんAI。顔文字が真っ赤で破裂しそうなんだが。
大丈夫だよね?
とあるモンスターで丸く赤い塊が赤みを増して爆発、っているけど爆発しないよね?
「えらいひと。すげえ。」
マジ感心する。
「そうですか。私はあまり。何度も見たことがあるせいで見慣れた光景かと。・・・・・・あっ、あの子の声はそちらの方より明るいというか爽やかという感じがしないので新しいかもしれません。」
「マジか?!」
ちょいディスっている。本人いないからいいのか。いや、関係者いる。
これを見慣れるのか。それはそれですごい。そして、それを日常?でやる立花さん家もっとすげえ。
「立花さん家の日常か。」
「ご両親は普通なんですけどね。見た目は純和風な顔立ちです。普通に常識人でいい人の分類に入りますね。そこの人の妹の話でと休みの日はのんびりした空気を放出するそうですよ。」
「家のことはいいんだよ。あと、変なのはあいつらだけだからな。俺は普通だ。>_<。」
「ところで、「あっ、流すんだ。」さらっとすごい情報が混じっていた気がするのですがいいのでしょうか。立花の若君。」
「君たちは何も聞いていない。そして、家も関係ない。いいね。そもそも君ら種族的にそういうのと違うから。友達にも内緒だよ。(^▽^)/」
「最後のとてもうざいです。」
「(´・ω・`)。」
「^_^」
シンプルにうれしそうだな。ピクトさんAI。
アニメか漫画で見たフレーズに似たようなものあったような気がしたけど。違ったかな。
「あれ、嬉しそうにしてますけど。オリジナルなら、それだけなのね。つまらない。が本音です。」
「物静かとは違うがおとなしいイメージがあったんだけどな。苦労しているんですね。お疲れ様です。」
あいつらの1人が判明した。もう判明していた。ごめんなさい。間違えた。
日本人形それこそ、ピクトさんAIの市松人形をもっとゆったりとした?感じだった気がする。和装風な服着てたし。
「あっ、うん。ありがとう。君もまぁ大変だと思うけど頑張って。」
顔文字がない。素のやつだ。
一気に距離が近くなった気がする。
「私が問題児みたいに聞こえるのは気のせいですかね。」
「まぁそういうわけだから飲んで。」
悠木さんのことは見なかったことにして、抵抗もなく受け取り5本一気飲みする。
味はない。鼻から抜けるにおいもない。色があれで味と臭いがない。意気込んだが、肩透かしをした気分だ。
定番だと緑の味が強い。苦い。まずい。と不評のデパートで改良しお金をがっぽりという流れだと思ったが違うか。それとも、レベルアップポーションという特別性だから。回復薬飲んでからかな。
ポーンという音とともに体が光に包まれた。そして、光がなくなったときは何も変化なし。
体を見渡す。アバターはさっきのま、
「あっ、尻尾がある。角が二本。ん~。つけたっけ?」
「初めからついてたよ。」
立花ピクトさんの言葉を疑うわけではないが、キャラデザしていた時はついてない。
「気になるなら確認するよ。こうしている時点で作って使う分には問題ないからな。誤さあ~、あと、ウィンドで確認してみて。大丈夫なら終わりだから。」
ウィンドには骨。透明なスケルトン。こっちは尻尾ないな。
仮骨格をベースに使っているから進化先固定されたか。
「進化先って固定ですか?」
一応聞いてみる。
「ちょっと待ってね。」
何やら空中で操作をする立花ピクトさん。絵ずらがシュールだ。
「特殊、特注アバターなので途中まで固定です。固定といっても大抵の獣人族以外の人種アバター選択先は1つか2つ固定です。もう1バージョンを得てスケルトンは終わる予定です。
場合によっては変更有ですが。正式サービス開始直前に確かめましたが、同一アバターはいません。
オンリーワンです。」
立花ピクトさんの変わりにさらっと情報を入れながら説明をするピクトさんAI。
どのくらいのえらいひとなのか知らないが。えらいひとほど管理する立場になるわけだから、総合管理の立場で個別部門には弱いなんてこともある。そもそもアバター製作の部門と違うところにいる可能性も。
「すごいと思うのですが、一般的なスタートと違うんですね。やはりアバターいじってましたか。」
「うん。まあねぇ。」
創り方を考えれば不思議ではない。もう一つあるのは耳と角の分かな。
ウィンドをよく見ると額に凸の真ん中に一つ。人魂と併せて開始は幽鬼要素が強い。二本目はどこに?
「えっ、あ~。これ通っちゃうのか。通るならできると判断したわけだしいいのか。組み立て組はどうしても事後になるからな。」
不穏な声が聞こえる。運営が許可を決めたのがすべてではないの?
データを読み込み利用したお任せ製作以外が組み立て組に入るのはわかった。けど、純粋に組み立て組かと聞かれればデータも使ったので違うと思う。データも組み入れたになるからいいのかな。
「基本種類は運営で決めシミュレーターが成長させ進化の過程を観測。不自然にならないよう試算。不自然と判断すればそれに似合う基本種族を作る。もしくは、種族を削除するを行います。
魔物始まりのモンスター種族、定番の種族は図鑑を参考にた他に適当に合成したこともありますのでその傾向が強いです。
変わったところだと開発者側でゴーレムから鉱物つながりで武器にという設定を入れた場合を検証した結果、進化は可能でした。
しかし、運営側はそれに対して移動の問題があるを解決できれなければ部分進化止まりという制約を入れました。
ゲームを楽しむことが大前提ですから。他、既存の数種類をその場で組み立てシミュレーターが成長過程を判断し結果を出し、大丈夫だと判断したものに限りアバターとして認めています。
ただし、これはシミュレーターが判断して大丈夫といっているだけで、運営全体の意見と違う場合があります。新種族、新種族による進化については運営は事後承諾。もしくは知らないということもあります。
今回の場合が知らない場合ですね。尻尾があったり角の数が違ったりしたのはシミュレーターが判断したからでしょう。
大丈夫と判断しても新規種族は、未知。その後変更する場合はあります。素体の作製時一から、もしくはより一に近い状態、運営の考える組み合わせを超えるて組むと運営が規定する既存アバターから外れます。
運営が既存アバターと称するのは、予め画像データの読み込みと種族設定による特徴変更のみのを想定していた範囲を超えないできたアバターや多少組み立てはするもののその大部分が想定内の場合です。
これらはアバターの数値をいくつかプラスし想定外の物に変えた物の含み事前動作、状態確認を行っています。それ以外はアバター作製時に最終調整確認。
どちらもシミュレーターを使用していますが状況が異なります。後者はシミュレーターが独自に変更することもあり得ます。画像データを使ったとはいえ骨組みはから組み複数組み合わせ細かい微調整を行ったこで一から作成したと分類に入れたのでしょう。
作製時、データベース上のユーザー作成アバターにない状況とうまくかみ合った結果です。
ユーザープライバシー保護のため数値は省きますが現状も0ではない状態です。
これは根底に関することですから、公式非公式を問わずネット上に書き込みを見つけ次第削除されます。情報の守秘をお願いします。」
疑問点も含めた重要事項を一気に説明された。
ネット以外は監視ができないから話しても仕方がない。ただ、なるべく話さないでください。ということも守秘に含んでいるだろうな。
どうして説明されたのかわからないが。説明する以上何かしらの意図があるのかもしれない。
好感度が高く依存性がありそうな娘の要素が入っていたとしても、聞けばなんでも言うことはない。現にパーティーに出ているという話を聞いたときに株やれば勝てるね、と言ったら、法違反や家の信用がといっていた。言える範囲というのがある。
じゃあ、ピクトさんAIは・・・・・・。
立花ピクトさんが言った明るいバカの要素が、とも考えなくないが。可能性は0ではない程度。
ん~わからん。わかったとしても何ができる訳じゃないけどね。
「なにかすごいですね。」
軽い感じで返す悠木さん。さほど気に留める気はないようだ。
「ものすごく興味ないのね。いまのかなり重要なこと言ったよ。」
まっすぐに僕の方を見る悠木さん。
。
いつもの無理をして柔らかくしてた様な雰囲気はない。
「もう周りにとっての良い娘ではなくなりましたから。昔なら意識していたかもしれません。今は、そんな事があったな。ですかね。」
彼女にいままで何があったのか詳しく聞いてないのでわからない。が、人間身があって良いと思う。
「そう。」
不自然にならないように目をそらしピクトさんAIに。
「はい。」
「まぁ、僕も全部覚える事ができる人じゃないからね。それに覚えていたとしても運営とシミュレーターの兼ね合いで変わるかもしれないしね。10で進化が5、進化前成長限界は15から10に変化見たいに。」
記録が残っているなら別だが、聞いただけなら情報量が多すぎる。
アバター作製というと底上げ要素があってこそ。
それに、種族進化レベルが聞いていたのと違う。ゲーム開始で変更したのだからゲーム中でも充分変更できる。むしろ、ゲーム中だからアバターについても種族についても変更箇所が多くなって行く可能性もある
「先輩。さらっと爆弾落としましたよ。」
「ん~? どれ?」
アバター製作については僕は言ってない。何か。
「呼びました(^o^)/ 」
「まぁた、おはまえか。(`∀´)」
言ったんだな。
わかった。何処かわからないけどわかった。
さっきまでの空気が。多分、僕は悪くない。はず。きっと。
シリアスさんはピクトさんの前では無力。きっとそう。5分?10分?ぐらいでシリアスさん退場。
「(´Д`)ハァ…あぁ、特別に何か役割を求めるというかとはないよ。ただ、情報の扱いに注意してもらえれば。ネット意外は手のだしようがないしね。あと、レベル云々はいずれ公式にあげるから。」
疲れている事を隠しもしないあからさまため息。いい笑顔のピクトさんAI。なんだかな。
「それにしても。前よりいい感じになったね。」
「一応ほめ言葉として貰います。」
「( ´ー`)フゥー...さて、そろそろ行くとするよ。リアルだと1時間も経ってないけどなかなか濃い時間を過ごさせてもらった。」
濃いのはそこにいる人であって、決して僕ではない。比べたら薄味だ。
「何でもないこの世界を謳歌し、楽しめる事を運営の1人として。そして、いっときでも同じ時間を共有した者として願う。君たちの行き先に幸あらん」
光が飛び散る様にピクトさん達がいなくなる。
濃いキャラの人だった。
空中に浮かぶ30の数字から一つ一つ減る。きっとここの空間が通常空間に戻るまでの時間。
「先輩。骨ですね。」
「まぁねぇ。」
「透け透けですね。」
「セクシーや色気と無縁だけどね。」
ウィンドウと同じ格好であることを確認してアイテムストレージを漁る。サポートインナー(上下)。初期装備セットか。合わせて装備し入っていたマントを羽織。フードを深く被る。
初期装備は装備してスタートと思ったが、違うのか。進化始まりだから?
見た感じ胡散臭い魔法使いと言われそうな格好だな。
おあつらえ向きに武器は丸い棒。杖にもなる。リッチという魔法の得意なスケルトンだっている。不思議ではない。はず。多分。
プライバシー設定、アナウンスによる名前の公表。運営イベント、ボス、特殊モンスター戦、いろいろあるのね。全部不可非表示と。
「あっ、これだとアナウンス事態こないのか。変わりは、・・・・・・メールでくる。ならいいか。他は。」
撮影は、すべての種類を不可許可申請受け取り拒否。デフォルトで許可ってダメじゃね。みんながみんな俺sugeeeしたいわけない。
「これも代わりがあるのか。不自然な空白になる防止ねぇ。」
動物。ピクトさん。後は、ピクトさんだからいいや。ピクトさんよりは線だな。
立体は運営限定?
他は、フレンド申請受け取り、対面のみと。
「とりあえず、これでいいかな。」
位置情報の設定があるのかと思ったがないらしい。なら、他は後でいいや。
周りに近代文化的な物は見あたらない。空の向こうに衛星はないだろう。もし誰か物好きがロケット作れば別かもしれないが。運営規制が入るだろう。世界観に合わない。
「終わりましたか。」
「う。プライバシー設定だけな。ありがとう。」
「いえ、私も設定を変更しましたから。ちなみにプライバシーはすべての項目を拒否。フレンドは対面も拒否。こちらから申請した場合のみです。」
「がっちがちに固めたな。まぁ、お家情報もあるだろからな。」
お金持ちはお金持ちで大変なんだろう。庶民にはわからない世界だ。
「そんなところです。」
「ところまで先輩。」
「ん?」
「フレンド申請しました。」
「はい。はい。」
メールとフレンドリストに、!、のマーク。両方同じ?フレンドリストから許可と。(仮)が消えた。メールの!も消えた。同じか。
こっちも申請。
背景があれば背中一面に花が咲いてた、と思う笑顔だ。
そこまで喜んで貰えなくても。
「これからよろしくお願いいたします。鬼灯さん。」
「お願いいたします。結さん。」
「呼び捨てでいいですよ。」
「HAHAHAHA。あっ。」
「どうしました?」
「スキルレベル上がってる。」
「まがい物でしたか。」
締まらないな。( 一一)。