表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/8

第四回目 文字の引き出しについて

~本日のお品書き~

・小説を書くときの文字の引き出し方(私の場合)

 小説の作法を何となく学んだという事で、早速小説を書き始めよう。


「ちょっと待った!」


 幼稚な文章しか書けそうにないんですが、どうやって小説っぽく書けば良いですか?

 って始めの頃、私は思いました。


 先ず結論から言うと。

 大まかなプロットを頭の中で描く→ラストをどう終わらせるかを先ず考える→起承転結の転(読み手を驚かす変化)をどこで付けるか→転に至るまでの道筋を考えて、文章全体の整合性を取る→転から結(物語の最後をどう魅せるか)への道をどうするか。


 ちょっと分かり辛いかもしれませんが、この順序を先ず最初に考えて書くのが、一番妥当ではないかと私は思っています。

 そこで教科書となるのが、漫画やアニメやドラマ。そしてノベルゲーム等、沢山の物を見るのが一番手っ取り早いのかかなぁと思います。


「文章を書くのに何でそれらのものを視聴しないとならないの?」


 と言う考えに至るかもしれませんが、実際にやってみると文章を書く良い訓練になるのと。

 何より、楽しく文字の引き出しを覚える事が出来るので、それが一番の利点ではないかと思います。


 では、例を挙げて見ましょう。


 例えば刑事ものを書くとして、第一話はどうやって物語が始まりますか?

 最初は、主人公が靴下を履き、鞄を持って、玄関で靴を履き部屋を出る。その後、警察署への通勤途中で近くの売店によって新聞を買う。そんなシーンを仮に書きたいとしましょう。


 これを小説風に書くとどうなるか考えてみる。これが大事なのです。


 最初はこんな感じから始めます。


 例)

 朝早く、男は目覚ましの音で起きる。そんな彼は警察官だ。

 彼は日課をいつも通り過ごし、通勤をする。

 通勤途中の彼には、必ず寄る場所がある。

 個人経営の売店だ。そこで彼は有るものを買う。

 そして店主は一言声を掛け、それを彼は聞いて一日の始まりを感じている。


 若干小説っぽくなってきたので、更に修正します。


 改稿例、途中まで)

 暖かな陽光が、冊子の隙間から男の頬へと差し照らす。

 この男の名は小倉健人という、新人警察官だ。

 そんな彼の一日は、愛用の目覚まし音から何時も始まる。

 ジリリ…という金属音が目覚まし時計から鳴り響くと、すぐ横にいた彼は何時も決まって、布団の中で少しの間まどろむ。

 暫くした後、布団の中から勢い良く右手が伸びると、ガタンッ…と言う音を鳴らして目覚まし音は終わりを告げた。

「ふあ...あ...。あー、起きねえと」


 取り敢えずは、男が朝起きるだけでもこれだけの文章になります。


 そもそも「まどろむ」なんて言葉は、何処で覚えたかといえば。

 私の場合、とあるノベルゲームで何度か聞いたのを覚えていたので、取り敢えず此処で使ってみた感じです。


 まぁ、何が言いたいのかと言うと。


 まどろむって言葉をどの様にして引き出しに入れたかというと。

 ノベルゲームを幾つも読む→睡眠中に目覚ましが鳴った時に使えそう?等と考える→実際にその場面を想像して実際に文章に書いてみる。


 こんな事をして文章の引き出しを増やしていくのが、一番良い勉強法ではないかと思っている。

 と言う事です。


 私自身、語彙力ごいりょくに乏しいと実感しているので、現在も文章を書くには非常に苦労しています。


 というか、語弊力とかそんな言葉がなかったなどと最近知りました。


 文章を学ぼうとすると、如何に自分が間違えて言葉を覚えているか等も良く分かりますね。

また何か書きたくなったらその内。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ