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プロローグ
ねぇ、司_____
貴方が私を覚えていなくても、私は貴方を覚えてるよ。
貴方が私を愛していなくても、私は貴方を愛してるよ。
私は貴方が戻ってきてくれるのを信じているよ?
だからさ、何年かかってもいいから…
いつか私を思い出して欲しいよ。
また貴方といっしょに幸せな人生を送りたいよ。
また貴方に…愛されたいよ_____
だからせめて…せめて…
何も覚えていなくても私を貴方の側にいさせて?
ねぇ、神様。
私は何も願わないから。何もいらないから。
_____だからお願い、神様。
私からあの人を取らないで____