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戦艦薩摩  作者: 呉提督
40/65

連合艦隊再び

更新遅れてごめんなさい。

忙しいのです。



20XX年 1月3日 10:00


年が明け、雪に覆われた東京。

去年の12月23日、連合艦隊は中国軍からの

度重なるミサイル攻撃を受け、『大和』『武蔵』が

沈没。残った駆逐艦と『薩摩』も姿を消した。


中国は日本に対して謝罪と賠償を請求。

日本政府の混乱の隙をついて尖閣諸島に上陸。

実効支配してしまった。

北朝鮮は国防と称して核開発を推進し、韓国も

マスコミを使って反日感情を煽るなど、

アジアでの日本の信頼は下がる一方だった。


ただし、アメリカだけは連合艦隊を批判する一方で

日本政府の対応を評価していた。

ロシアも同様で日本政府を擁護する立場をとった。


日本政府は各国への対応、説明が漸く終了し、今は

各国の世論調査や国連工作に奔走している。

日本国内では連合艦隊の復活を望む声が多く聞こえた。

尖閣を奪った中国は次は与那国島や宮古島を取りに来る

のではないか。自衛隊は守ってくれるのか。

そのような懸念が国民全体に広がっていた。




・・・・

同年 1月10日 13:00 尖閣諸島 魚釣島



中国軍は略奪した魚釣島の要塞化を進めている。

岩ばかりの島のため、飛行場はつくれないが、

地対艦ミサイルや地対空ミサイルを配備し、

防御を固めていた。



そんな中国軍のひとり、張少校が浜辺でタバコを

吸っていると、


シャシャシャシャ


という不気味な聞きなれない音がした。


「なんの音だ?」


彼が振り返った次の瞬間、



ドガーン!!



後方にあったミサイル陣地が跡形もなく

破壊されていた。

もう少し近くにいたら自分もバラバラだった。


「なにが・・・・。

あ、あれは・・・・!」


沖合を双眼鏡で確認する。

そこには『薩摩』『大和』を中心とした

連合艦隊がいた。



「北洋艦隊司令部へ!至急!至急!」


手に持っていた無線で司令部に連絡を入れようとする

よりも早く、連合艦隊からの第2斉射が

中国軍を襲った。


次に狙われたのは上陸艇や空挺戦車で、これらも

容赦なく木っ端微塵にされた。




隣の久場島からは地対艦ミサイルが飛翔し、

連合艦隊を攻撃しているが、ほとんど効果はない。

その久場島のミサイルも破壊されるのにそう時間は

かからなかった。


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