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戦艦薩摩  作者: 呉提督
19/65

薩摩VS人民開放軍 4

201X年 12月12日 07:30 魚釣島近海


5機一組で『薩摩』に30kmまで迫った中国空軍は、手始めに対艦ミサイル5発を発射した。


「中国空軍ミサイル発射!!『薩摩』に

真っ直ぐ向かっています!着弾まで10秒!」


『こんごう』CICの面々は固唾を飲んで

様子を見守る。

どんなに強力な装甲があろうと、ミサイルが

多数命中すれば、上部構造物が破壊され、

戦闘不能になるときが来るのは明らかだった。








だが、








「『薩摩』から強い電磁パルスが放たれました!

電子機器オールダウン!」


突如、『薩摩』から半径30kmに測定器が

一瞬で破壊されるほど強力な電磁パルスが

展開された。


現代の兵器はすべてレーダーやレーザーによって

目標をロックし、飛んでいく。

だが、今回『薩摩』から出された電磁パルスは

レーダーを狂わすなんてちゃちなものではなく、

周辺の全電子機器を破壊するほどの出力

だった。



「中国軍機、墜落します!」


『薩摩』の電磁パルスは中国軍機の飛行にも

影響を与えた。

現代の戦闘機はエンジンを回すことで発電し、その電気で飛行を制御している。

その発電機が磁場で狂って壊れたため、

中国軍機は飛ぶことができなくなり、

10機すべてが海面に突っ込んだ。



「パイロットの救助を急げ!!」


『こんごう』艦長は青ざめた顔で部下に命じた。



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