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戦艦薩摩  作者: 呉提督
12/65

狂いだす歴史

1941年 12月17日 17:00 柱島 戦艦大和艦内


「話は以上です。」


「バカな・・・・。神国日本が米英などに破れるのか!?」


黒島、宇垣、両参謀から

信じられんという声が上がる。

『やはぎ』幹部の話は連合艦隊司令部の面々を驚愕させた。


「そうですか。私の航空主義はのちの日本に戦闘機不足を生み出し、日本を敗北に導くのですか・・・・。」


山本長官だけは冷静に八谷を見つめた。


「そして日本はアメリカの同盟国となり、平和な世の中になりました。」


「わかりました。貴重な情報をありがとうございます。

燃料と食料の補給は必ず手配します。」


「感謝します。」


八谷以下『やはぎ』幹部は山本長官に一礼して大和を後にした。



・・・・



「今の話、君はどう思う?」


山本は近くにいた参謀に尋ねた。


「信用に値すると思います。

海上護衛の欠如。講和を急ぎすぎた結果、戦線が伸びすぎて

ミッドウェーで敗北。どれも危惧されていたことです。」


「ではいかがする?」


「彼らの話では、戦後アメリカとソ連は対立するそうです。

ならばそれを利用しましょう。アメリカに自分達を売り込むの

です。」


「何!?アメリカに売り込むだと!?貴様、ふざけるな!!」


純粋な帝国軍人である宇垣が声を荒らげた。


「いえ、日本が存続するにはそれしかありません。

それには彼らの協力も必要でしょう。

しかし、それだけでは足りません。

アメリカに価値ありと思わせるだけの力が必要です。」


その参謀___海原中佐は言った。


















「この大和の2倍の戦艦です。 」




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