表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

掌編小説集1 (1話~50話)

会話

作者: 蹴沢缶九郎

喫茶店での男女の会話。女が男に聞いた。


「ねえ、神様っていると思う?」


「突然どうしたの?さあ、深く考えた事もないな。」


と答えると、男はアイスコーヒーを飲む。


「私はね、いると思うの。」


「ふ~ん、そうなんだ。」


男はあまり興味がなさそうだが、女は続ける。


「神様というよりも、神様みたいなものになるのかもしれないけど…。」


会話を遮る様に、女が頼んでいたチーズトーストが運ばれてきた。女はそれを食べる。その様子を見ながら男が聞いた。


「その神様みたいなものがいたとして、何だって言うの?」


「うん、その神様みたいな存在は凄い力を持っていて、何でも決める事が出来るの。例えば、今の私達の会話もその神様みたいな存在がセリフを決めて、スマホやパソコンを使って書いていたり…」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] 世界5分前仮説と ☆さんの3人の男を思い出しました 運命の糸、必然色々定義するものがあるということに奇妙な繋がりを感じますね
[良い点] 良くまとまっていて読みやすかったです。 [一言] ちょっと哲学的な話ですね。何度か読み返してしまいました。水槽の中の脳に近い感じでしょうか。
2015/11/19 19:07 退会済み
管理
[良い点] メタフィクションっていうんでしょうか? メタネタっていうんでしょうか? 最後のセリフまでオチをにおわせなかったのがよかったです。
2015/11/19 18:23 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ