第9話 説明(3)
説明が苦手なのかとてもおおざっぱな説明をされた
「もうちょいくわしく」
「え~とね、たとえば火が嫌いなモンスターが災害の影響で進化して火に強くなるみたいなの」
「ふーん、ん?そういえばさっきの狼は?」
「そんなの君の隣にいるじゃん」
「えっ」
そう言っ隣を見ると
(なんじゃ?)
「しゃ、しゃべった」
(なにを驚いておる、わしはもう1万を超えておるのじゃぞ言葉ぐらいしゃべれるわ)
今気づいたが頭に直接話していたようだ
「それで?あんたがくれた俺の能力のくわしい[ここ強調]説明をくれ」
「う~んとねこの世界にはギルドというものがあるんだ、そこでカードが作られるんだけどそこのだと筋力、魔力、体力、知力、神力があるんだけど君はすべてB+以上になっている一般の冒険者はC+いっていればいいところだよ」
「ふーんつまるところ俺はわけだ」
」まーね、君ならそのうちAにでもいきそうだね」
すこし冗談じみた笑みを浮かべていった
(さっきから聞いておったが何をいっておるのじゃ?)
いままでしゃべらなかった狼がまたしゃべった
「そういえばきみ名前は?」
「わしに名前はない、できればおぬしつけてくれぬか?」