第7話 説明(1)
今度起きたら湖の前だった、周りをきょろきょろしていると、なんだか久しぶりに聞いた気がするうっとうしい声が聞こえた
「起きたぁー?」
「あー、起きましたよつーかお前なんかなれなれしくない」
「そうかぁーいやぁー元気そうでなによりだぁ、連れてきていきなり死ぬのは後味悪いしねぇー」
なにごともなかったように話だした神様(?)
(まあいいや)
「ところであんた、姿は見せねーの?」
「見せないよぉー今出ていったら確実に殴られそうだし」
「殴りはしないけどストレスは溜まっているな」
「でしょぉー」
「それはまた今度にして、とりあえず話を進めてくれ」
いつになっても話がすすめないのにだんだん、いらいらしてきたからここら辺で打ち出してみた
「そうだねぇー、そろそろはなしますかねぇー、さてどこから話したもんかねぇー」
ねぇーねぇーねえーねえーうろさいなと思いながら我慢していた
「じゃあ、まずここにくることになった理由を教えよう」
あいつの話によるといまこの世界では未曾有の大災害がおきてしまい人口が著しく減ってしまい
そのためモンスターや魔物がはびこってしまいそれを解決するために俺を連れてきたらしい
「でっ、お前のミスってなに?」
「あ~、それはねぇーモンスターを増やしちゃったんだよ」
「はぁ?」
「だからぁー増やしちゃったんだよ、モンスターを!」
あいつによると自分の担当する仕事がモンスターに関係するものらしく
上司に災害のことを聞いたのが丁度モンスターを増やしたあとだったらしい
「なるほど、つまりそのモンスターを減らすのを手伝ってくれと?」
「そうそう、わかってるじゃん」