第29話 素材・・・あぐろ、な、なんだって?
そう言って武器やの男は必要な素材を紙に書き始めた。
「これと、これと、これもいるなぁ~」
「何やってんの?」
「んん、ああこれか、必要な素材がないからな、ギルドに依頼だしに行こうと思ってな。」
「ふ~ん、ちなみになんの素材が要るんだ?」
白刃はなんとなく聞いた。
「え~とな、アグロナイト鉱石、ギミロ鉄鋼、エギロナイト鉱石、レッドドラゴンの鉤爪、ホワイトドラゴンの鱗、ギランメイクドラゴンの牙そんなところか、ああ、あとスレイドミドラの虹もいるな。」
「・・・・・・なにそれ?ア、あぐろな・・?もういいや!!んで刀作るのにどれぐらい掛かるんだ?」
「ん~、素材が素材だからなぁ、早くても1ヶ月は掛かるかもな。」
「長いなぁ、まあそんぐらい掛かるか、ならそれまでなんか他の武器使うから、なんか売ってくれよ?」
その白刃の言葉に、男は、
「そうか、ならその剣もただにしといてやるから、適当に選んで来い!」
「え、いいのか?」
「いいって、いいって、こっちも感謝してんだ、ほら選んでこい、」
「じゃあお言葉に甘えて、どれがいいかなぁ、んっあれでいいか、」
そう言って男に取ってもらう。
その剣は長さ2m前後の大剣だ、重さは見た目で50㎏とみた、白刃。
「いいのか、これかなり重いぞ」
「大丈夫だ、とりあえず持たせてくれ。」
そう言って、白刃は剣を受け取る。正直持てるとは思っていなかった。ただの興味本位だったのだ。
剣を手に取る白刃だが意外に剣を片手で持てる程軽かった、ふと武器屋の男を見ると。
「おいおいあんた、歳幾つだ?」
「17だけど、どうしたんだ、そんな化け物を見たような顔は?」
「なんだってお前、その剣は名前がバスターソードっていって重さは100㎏くらいあるぞ」
え?、という顔をする白刃、それもそのはずだ、幾ら高校生だった白刃も当時は40㎏を持ち上げるのがやっとだったのだそれをいきなり100㎏の大剣を片手で持ったのだ、驚かないわけがない。
ちなみに白刃はスルーしたが、この世界の重さの単位は㎏で、あまり変化はないらしい。
「ハハハ、だ、大丈夫だ、もう慣れが大切だということに気付いた。」
どうやらあの電波少女神様がくれたものの一部だろうという解釈をした。
「ま、まぁこの剣でいいや、じゃあまた1ヶ月先に取りにくるは、じゃあな~、あ~そうだ、あのソラスだっけか?あいつに挑戦ならいつでも受けるぞって言っておいてくれ。」
そう言って白刃は武器屋の男の返事を待たずに店を出て行った。
前回と同じように重さは㎏でアドリブはないですが・・・・手抜きじゃないですからね。