戦の云われ
はるか昔、人間族と魔族の二つの人類が争っていた。その戦は、「人魔大戦」と呼ばれていた。
魔族の中で頂点に君臨する者は魔王と呼ばれ、その軍隊「魔軍」を率い、魔法と呼ばれる不思議な力で人間軍を脅かしてきた。
時を重ねる度に戦は激しさを増し、世界は荒廃の極みをきたした。
だが、930年前、「エアネス・リヴターン」と名乗る一人の人間の男が現れ、魔王に戦いを挑んだ。
長く激しい戦いの末、エアネスは魔王の力を奪い、生命の無い常夜の地「魔界」に封印した。
これにより戦は鎮まり、世界は安定し平和が訪れた。
エアネスは世界の人々に英雄と崇められるようになった。
しかし、その数年の後、魔王は、その火・水・風・雷・大地・空・月・太陽のそれぞれを司り世界の均衡を保っている精霊達の力が封印された7つの魔石の力を使い、魔力の復活と強大化を図った。
それに危機感を感じた人間達は7つの魔石を「七魔賢士」と呼ばれる七人の有力な人間魔法使いに委ね世界のあらゆる場所に隠し、守護させた。
石を守る人間、それを奪おうとする魔族。
両者の間で新たな争いの火が渦巻き、世界はまた黒い影に覆われてしまった。
7つの魔石は、人々から、「世界に再び戦渦を呼んだ暗い刻印」の意味を込め、
「エンブレム・オブ・ダーク」と呼ばれるようになった。