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目覚ましは二回鳴る

掲載日:2026/05/18

何故か起きたら砂漠で、

竜巻に巻き込まれるお話。

竜巻の中で生活って、できるのかな?

ピピピピピ


いつも通り目覚ましが鳴る。

布団の中からスマホを探して止めた。


あー、今日も仕事か。面倒だな。


布団をめくる。


「はあ?」


布団の外は、砂漠だった。


「ゆ、夢か?」


頬をつねる。痛い。


遠くに竜巻が見える。

でかい。家も木も、何かもかも巻き上げている。


「ちょっと兄さん。寝てる場合じゃないよ。」


バイクの女が声を投げた。


「そこにいたら巻き込まれるよ。自殺志願者かい?」


返事を待たずに走り去る。


――逃げる。


俺は走り出した。なるべく遠くへ。


でも、人の足で間に合うわけがない。

竜巻が迫る。


――巻き込まれる。


はっと目が覚めた。目覚ましの音。


いつもの布団の中。


だよな。夢だ。


窓の外を見る。


何かが、舞っている。


竜巻だ。


「いやあ、家に入れてラッキーでしたね。」


見知らぬオッサンが言う。


そういえば、こいつが俺と布団ごと引きずり込んだんだった。


部屋には何人かいる。


「この先どうなるか分かりませんが、頑張って生きていきましょうね!」


なんでそんな前向きなんだ。


――俺の、竜巻の中での生活が始まった。

読んでくれてありがとうございます。

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