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エロ小説を売ってお小遣い稼ぎするおじさんの話

作者: 埴輪庭

 長編を書くのは疲れるし、そもそも完結できるかどうか分からない。


 なら短編という話になるが、「で、結局書き捨てることになるのか」となる。


 そう、短編は──特に18禁短編には未来が、夢が無いのだ。


 夢とはつまり書籍化とかそういう話である。


 そもノクターンで書籍化というのはかなり難しく、ポイントをとってランキングを駆けあがっても、結局何の打診もなく……というパターンはかなり多い。


 0ではないが、非常に少ない。


 短編ならなおさらだ。


 まあエロなんてものは書籍化を狙うものではなく、精神のオナニー目的で書く場合が大半だと思われるので多くの作者にとってはどうでもいい事なのかもしれないが。


 ただ、折角書いた短編が時間と共に他の作品に埋もれ、そしてPVも何もかもが沈んでいくというのは少し寂しい気がする。


 そこで私は短編を世に出そう──DLsiteなりFANZAなりで販売しようと考えたのだ。


 それが大体一か月くらい前の話。


 結果はどうだったかというと……


 これがDLsite。


挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)


 ちなみに私はサークルを二つ作ってそれぞれ販売している。


 一つは一本完結の短編。


 もう一つは長編の切り売り。


 そしてこれがFANZA。


挿絵(By みてみん)


 2つのサイトに短編を投げ、販売し、49本の短編が売れた。


 売上は大体一か月で7924円。


 まあ学生の小遣いといったところだが、個人的には自分を評価してあげたい。


 中々やるのでは?


 短編を書いて、わずかなブクマがついてそれではいおわり──そんな終わり方ではなく、お金になって戻ってきてくれるのだ。とても良い事だとおもう。


 そして、ノクターンで受けが悪いものであっても、 "外" だとまた違うという事が分かった。


 例えば拙作に「長年親しくしてきた友人♂が♀になってしまった。その時俺は 」というTSエロ短編があるのだが、はっきりいって数字は悪い。


 ブクマ8、いいねは1。総合評価は46ポイントで★平均は3である。


 はっきりいって愚にもつかないどうしようもない数字だ。


 だが販売したら1800円くらいになった。


 そりゃあ物凄い売れたガハハというわけじゃあないし、はした金なのは間違いないのだが、それでも1800円あれば何が出来るかという事である。


 それなりに満足できる飯が食えるし、アマプラだったら3か月分くらいにはなる。


 つまり何が言いたいかというと、短編書いて全然伸びない人は売ってみないか?ということだ。


 なお、私は販売にあたって新たに書き下ろすなんて面倒な事はしていない。


 ノクターンにあげた作品を、ルビタグとかそういうものを除去した上でそのまま販売サイトに投げている。


 表紙や挿絵も設定しているが、それは全てAIでちゃちゃっとやっている。


 例えばこんな感じに。


 挿絵(By みてみん)


 AIを使うと売れなくなるっていうのはまあない。


 少なくとも私の規模ではない。


 とにかく労力かけずに小遣い稼ぎになればいいかなくらいのノリだ。


 労力といえば転載作業くらいで、それで小銭がちゃりんちゃりんと入るのは良い事なんじゃないだろうか?

 

 さらに言えば、もう誰からも読んでもらえず、数字も伸びない短編も息を吹き返すかもしれない。


 登録は大して難しくはないし、ノクタ書きの人がいればぜひやってみよう!


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― 新着の感想 ―
エッセイというか、一つの作品としてめっちゃ面白かったです 事実だからあたりまえなんだろうけど、非常に生々しい話で 舐めるように読んでしまいました ていうかプロフィール見たらプロじゃないですか…… そ…
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