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時空 まほろ 詩集 言の葉の宝箱たち

母娘

驚くくらい髪を結んだ姿

私に似ている


本当に鏡を見たのかと思ったくらい


貴女の娘だから、当然の事


だけど


この心の驚きは

静かな衝撃を私にもたらした


妹にもそっくりだからだ


そりゃあ血を分けた母娘


私の妹にも似るもんだ

当然か


どっちかというと父親似の私


母親にも似ていると思うと

静かな喜びが胸に湧き起こる


貴女の娘でいることに少々嫌気が差していた

今日この頃


やっぱり貴女の娘で良かったと正直に思えました


ありがとうお母さん


母の日に何も贈ることが出来なかったから


この詩を贈ります


恥ずかしいから

こっそり誰にも言わずだけれど


いつか、見つけてくださいね

この詩を


私も、いつか生まれてくるであろう

私の娘にも

「お祖母ちゃんにお母さんは似ているね」って

言われたいから


とても未来が楽しみです


ありがとう

お母さん


私のお母さんでいてくれて

本当に、かなり遅れた「母の日」の贈り物。

気付いてくれるのは、一体いつだろう……。


ここまで、お読み下さり本当にありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 素敵な詩ですね。ありがとう、お母さん私のお母さんでいてくれて。何て言われて嬉しくない親が何処にいますか? [一言] この詩を手紙にして誕生日のプレゼントに忍ばせてみては?私だったら泣いちゃ…
[良い点] お母さまへの愛が伝わってまいりました。(╹◡╹) [一言] なるほど、女性に向かっての場合は貴方ではなく貴女なのですね。一つ賢くなりました。( ・∀・)=b
[良い点] お母さんへの想いを感じました。 いつか、お母さんがこの詩読んでくれますように(*´∀`*)
2021/05/21 17:03 退会済み
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