ドラゴンテイルズ
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アナスタシア王国
ドラゴンがいたと言い伝えられているこの国は9つの国に囲まれた内陸国である。
そんな国に先月、突如として結成された魔道士ギルドがあった。
ギルドメンバーはたったの7人しかいない弱小ギルドである。
しかし後に、世界を救う偉業を成し遂げる。
そのギルドの名は
「ドラゴンテイルズ」
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「くそっ、絶対許せねぇ!」
短髪の黒髪に赤い目をした17歳くらいの男「ハル・ガルシルド」は、目の前のテーブルを蹴り倒していた。
「落ち着けハルっ!俺だって、悔しいに決まってんだろうがっ……」
この男、青い髪の同じく17歳くらいの「シオン・グランド」
2人ともとても苛立っていた。なぜなら……
「なんで俺たちをおいてクエスト行ってんだ!!」
そう、彼らはみんなで行く予定だったクエストに、おいていかれてしまったのである。
置いていかれた理由は簡単である。
この2人が集合時間を間違っていたのである。
それも半日も。
「ったく!なっとくいかねぇーぞ」
そんなことに気ずかないハルとシオンは勝手においていかれたことを怒っているのだ。
その時だった。
バァン!
大きな音をたてて隣町のギルドの5人組が入口のドアを蹴り破って入ってきたのだ。
「お邪魔するぜぇ、結成したばかりで調子こいてるかすギルドさんよぉ!!」
5人組の先頭にいた大柄な男がそういった。
「今、なんつった?」
ハルがそう返すと、
「聞こえなかったんならもう1回いってやるよぉ」
「かすギルド風情が調子こいてんじゃねーぞぉぉぉ」
たった一蹴りでギルド前方にあったテーブルをすべて吹き飛ばした。
「売られた喧嘩は買わなきゃなぁ、ハル」
「ぶっ飛ばす!!」
ハルたちが戦闘態勢に入り5人組も戦闘態勢に入る。
しかし遅かった。いや、遅すぎた。
次の瞬間、後ろにいた4人が吹き飛ばされた。
「なっ、なんだいまのはやさ!?」
そして大柄な男が前を向いた瞬間、ハルの拳が男の脇腹にクリーンヒットしていた。
「うそ……だろ……」
バタンと大きな音を立てながら大柄な男の意識は途切れた。
「どうだこのやろぉぉ!」
「準備運動にもなりゃしねぇ」
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「かっこいい〜!」
ギルドから少し離れた所から今の戦いを見ていた少女はそうつぶやいた。
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