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冒険者ギルドで問題が起きたようです

モンスターの魔石やドロップ品を換金するために冒険者ギルドに入ると前に来た時よりも人がいる。


僕が入るとみんなこっちを見たが、特に何かを言ってくることはなかった。


「こんなチビが冒険者ギルドに何の用だよ。

家に帰ってママのおっぱいでも飲んでな!

ギャハハハハハハ!!!」

みたいな人がいなくて助かった。


今なら負ける気はしないが悪意を向けられるのも注目を集めるのもごめんだ。

他の冒険者と揉め事を起こすつもりもない。


以前、教えてもらった、買取り用のカウンターには40代の男の人がいた。

筋肉質な体つきを見ると元は冒険者だったのだろうか。


「すいません」

「おう、買取りか?

見ない顔だな、嬢ちゃんここに来るのは初めてか?

俺はアレクだ。

だいたい買取りは俺がやってる。よろしくな。」


「昨日冒険者を始めたジュンです。

よろしく、アレクさん。」


「おう!じゃあ買取るアイテムをここに出してくれ。」

そう言ってアレクさんはカウンターを軽く叩いた。


その言葉にしたがって、僕はアイテムボックスからバレないように魔石とドロップ品を取り出し始めた。


「おぉ。

お前さん、アイテム袋持ってんのか。

誰かにもらったのか?」


ん、アイテム袋?僕のアイテムボックスみたいなものがあるのだろうか。

よくわからないけど、頷いておくのが無難か。


「そんなところです。」

そう返事をしながらも僕はアイテムボックスから魔石とドロップ品を取り出し続ける。


「おぉ、結構な数のモンスター狩ったんだな…


……………………


って、おいおいおいおい、ちょっと待て、どれだけ出すんだよ!冒険者になったのは昨日なんだよな?」


「そうだけど…」


「じゃあ昨日冒険者になったやつが初日にこれだけのモンスターを1人で狩ったってのか!?」


「まだ半分も出してないよ。」

僕がそう言うと、アレクさんはため息を吐き、深呼吸した。


「わかった、全部出してみろ。

俺も覚悟できたからどれだけ出てきても突っ込まないぞ。」


そう言われたので、全部の魔石とドロップ品を出した。


ゴブリンの魔石 45個

オークの魔石 21個

ウルフの魔石 32個

黒狼の魔石 1個


オークの肉 16個

毛皮 23個

黒狼の毛皮 1個


「ッ!!ジュン!お前ブラックウルフまで倒したのか!!?」


さっき自分で突っ込まないって言ってたのに…

なんか親しみやすい人だな。


「あー、森の奥の方にいたウルフの親玉みたいなやつでしょ。

うん、倒したよ。」


そう、魔法の調節ができるようになってから森の中を歩いていた私は、ウルフより一回り大きく、周りにウルフを数体従えていた。

それにウルフと違い、毛皮が黒かったため、ウルフより強いモンスターだとはわかったが、僕の風魔法1発で倒せたのでそれほど強いモンスターではなかったのかも、と思ったがそうではなかったようだ。


それを聞いた他の冒険者達がざわつく。

「おい、あの女の子がブラックウルフを倒したらしいぞ。」

「嘘だろ…」

「そんな…ブラックウルフなんてCランクの魔物でしょう…」

「でもあの魔石は確かにブラックウルフのものだ…」



「チッ、ここじゃ落ち着いて話せないな。

悪いがついてきてくれ、ちょっと話を聞きたいだけだ。」


えー、なんかめんどくさいことになってきたな…。

まぁ目立ちたくはないが、狩りを自重する気もないのでいずれはこうなるはずだ。

しょうがないか。




案内された部屋に入ると、ソファに座るように言われた。

アレクさんって実は偉い人なのかな?


「さて、まず聞きたいんだが、本当に、今日、お前さんが、1人で、ブラックウルフを倒したのか?」

アレクさんがところどころ強調しながら言う。


「うん、そうだよ。」

僕はもうアレクさんに敬語を使うのを完全にやめてしまった。


「ちょっとお前さんのステータスを見せてもらってもいいか?」

「ステータス?どうやって見せたらいいの?」

「はぁ、そんなことも知らない冒険者がブラックウルフを倒したのか…」


そんなこと言われても説明されてないんだからわからないよ。


「ギルドカードを持ってるだろ?

それに魔力を流したら自分のステータスが見える。

特定の誰かにステータスを見せたいと念じれば他人に見せることもできる。」


僕はギルドカードに魔力を流してみると目の前にステータスが現れた。





サイトウ ジュン

ランクG

種族 人族

年齢 16歳

ジョブ 剣士・魔術師・暗殺者


LV 9


STR 6430

DEX 5358

VIT 2143

INT 6430

AGI 4287


スキル

・風魔術

・異世界言語理解

・解析眼

・アイテムボックス

・神の加護





こうなっていた。

そういえば異世界なのに言葉が通じてることを疑問に思ったことなかったけど、スキルだったのか、これは神様に感謝しなきゃいけないな。


それにしてもジョブの剣士と魔術師はわかるけど、暗殺者はなんでついたんだろう。

もしかしたら、相手に気付かれないうちに魔法で倒したからかもしれないな。


うーん、別にステータスは問題ないけど、スキルは風魔法以外は見られるわけにはいかない。


異世界から来たなんて知られたらどうなるかわからない。


もしかしたら僕みたいに異世界から来た人もいるのかもしれないけど、それがわからない今は見られない方がいいだろう。


そう思ってみると、スキルの欄に変化が生じた。





スキル

・風魔法

・異世界言語理解(隠蔽)

・解析眼(隠蔽)

・アイテムボックス(隠蔽)

・神の加護(隠匿)





よかった、これならアレクさんに見せても大丈夫かな。

ジュンの初期ステータス



STR 3000

DEX 2500

VIT 1000

INT 3000

AGI 2500




となっております。

この世界ではレベルが1上がる毎に全ステータスが1.1倍になります。


ちなみに王国最強の騎士のステータスはだいたいこちらです

計算がめんどくさいのでジュン以外のステータスはある程度適当になってしまいますが、ご了承ください。



LV 182


STR 10000

DEX 8500

VIT 11000

INT 3500

AGI 8500




ステータスだけで見るとジュンは負けていますが、当然LVは高いほど、上がりにくくなります。

なのでそのうち追い抜きます。


この世界のモンスターはパーティーを組んで倒すものと設定してあります。

なので、いくらジュンがチートキャラでも全てのモンスターをソロで余裕で倒せる程ではありません。

それでもLVさえ上げればソロでもジュンなら倒せなくはないです。



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