1/1
プロローグ
「あの、よければ私と付き合ってくれませんか?」
可愛くて純粋そうで小っちゃくてフワフワした(途中からわけわかんねぇ・・)女の子からの初☆告☆白
ちょっと・・・いやかなり浮かれちゃってるわけで。
というか、俺のどこに惚れたんだ?
顔、普通。運動、出来ない。勉強、普通。
・・・あれ?俺いいところなくね?
自分で考えといて泣きそうなんだけど。
「あ、お、おう」
「いいんですかっ!?」
「あ、うん」
「よっしゃぁあぁあぁ!これで生でBL見放題!!うふふ・・・今から楽しみだわ・・♪」
・・・・ん?!
こ の 子 い ま 何 て 言 っ た ?
いや俺は何も聞こえてないし聞いていない。
ah you ok?
「あ、告白オッケーしたんだったら言っておきますね!!私、BL大好きなんで!」
そう、この大胆告白(いろんな意味で)が、平凡な俺の中に落とされた彼女という名の非日常
腐女子彼女との毎日の始まりだった