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エピローグ






「ん……」


 早朝、この日も少女は覚醒といってもよい目覚め方をした。

 いつものように、まるで夜露みたいな涙がたまっている。


 そしてそれは、朝目覚めたときにふと流してしまう涙に似ていて、自分のあずかり知らぬところで発生した感情だった。この感情はここではないどこか――はるか彼方の世界で起こった悲しさ全てを憂いているみたいな錯覚に、いつも陥らせてくれた。


 ベットでは厳かな儀式みたいに三角座りしている三人がいた。

 兄、クドリャフカ、レイ。


 不自然な恰好なのにぐっすりと眠っている。


 三人は少女にとって大事なエネルギーの供給先だ。このエネルギーの供給先がないと、少女はエントロピーの法則によって爆発してしまう。


 開け放たれた窓から、まだ冷たい初夏の風が入り込んでくる。開きかけの英辞書がパラララララ――いつぞや見た光景のように――とカーテンに煽られめくられていき、フラワーアレンジメントでこさえたユーカリの葉がゆっくりと机から落ちていく。


 少女は立ちあがり、窓を閉めようと思う。

 そして、英辞書も片付けようと考えた。




 その英辞書にはある一つの短冊が挟まっているのを少女は知らない。

 内容は『今よりほんの少しだけみんなが幸せになれますように』と書いてある。

 





『クドリャフカ悠々』はここで終わりです。

読んでくださった方はありがとうございます。

続きは今のところ未定です。後、感想待っています!

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