登場人物紹介(第一章まで)
ネタバレを含みます。
本編を読んでからご覧になってください。
・壱野泰良
本作の主人公。
高校三年生の18歳。
家族は両親と兄が一人いる。
PDに入るスキルを持っていて、他の人を気にすることなく(現実世界では)短時間でレベル上げをすることができる。
幸運値が異常に高く、そのお陰でD缶から様々なスキルを手に入れたり、ドロップアイテムに恵まれたりしている。
18歳にしてド〇ゴンボールにドはまりし、漫画は制覇。
今度はアニメを全話視聴するためにdア〇メストアと契約しようか検討中。
・牧野ミルク
本作のヒロインその1。ついたあだ名が負けヒロイン。
泰良とは別の高校に通う高校三年生。
泰良の幼馴染なのだが、中学卒業後は疎遠に。
本当は偶然を装って会おうとしていて、毎朝泰良の家の近くをジョギングしたり、泰良が中学時代によく行っていたゲームセンターに行ってみたりとしていたのだが、結局梅田の販売所で再会するまで一度も会うことはなかった。
父親は元プロボクサーの高ランクダンジョン探索家で、お金持ち。
ただ、昔はそれほどお金持ちではなかったので、庶民の感覚も少しは残っている。
そのお嬢様属性すらも後続ヒロインに奪われるのだから、負けヒロインっぷりは半端ない。
魔法属性は火と土だが、まだまだ未熟。
・東アヤメ
本作のヒロインその2。
ミルクのクラスメートで、プライベートな相談をするほど仲がいい。
聖女の秘薬を手に入れるようなプロ探索者になるために万博公園ダンジョンに入っていたところ、泰良に命を救われ、惚れてしまう。
ミルクが幼馴染の男の子を好きなことは知っているが、その相手が泰良だとは知らない。そのため、今後の修羅場は必至。
風魔法の使い手で、泰良から大魔術師の杖を貰ったことでその実力はかなり引き上げられる。
尚、こっそり泰良の音声を録音して、一人で聞いているのをアヤメの妹は心配している。
今度、AI生成に挑戦しようと画策中。
・押野姫
本作のヒロインその3。
世界一位探索者のキング・キャンベルと愛人の押野リゾートの社長との間に生まれた少女。
見た目は飛び級少女だが、正真正銘の十八歳で現在は京都大学に在学中。
キングに認められるため、彼を超える探索者になると決意し、そのために壱野とパーティを組むことにする。
ミルクと違って生粋のお嬢様で、お金の感覚は庶民とかなりズレがある。
好きな漫画はN〇RUTOで、日本には忍者がいると本気で信じている――忍者がいたのは昔の話だっていうのは、現代の忍者が社会に溶け込んでいて周囲に気付かれていないからだ――と本気で信じている。
本人は気付いていないが、惚れた相手には尽くすタイプで、今後は泰良のためにいろいろと苦労させられることが確定している。
・ダンポン
異世界から来たダンジョンを生み出すことができる謎の生物。
その目的は、ダンプルが目を付けた世界の人々に、前もってダンジョンを与え、自衛できるだけの力を身に着けさせるためらしい。
ダンポン全体でポ〇モンがブーム。
・ダンプル
異世界から地球を侵略するためにやってきた黒い生物。
ヤバめのダンジョンを作ったり、既存のダンジョンの設定を変えたりと好き放題している。
何故かそのうち一体はキングと一緒に行動しているようだが?
・青木
泰良のクラスメートの男。
名前はまだ(考えて)ない。
言葉遣いは悪いが、見た目はかわいい。女装をすれば百年に一人の美少女に早変わりする。
紆余曲折あり、ダンジョン探索者になってダンジョン配信をすることが目標になっている。
・響翔
ダンジョン配信者の大学生。
泰良に興味を持ち、配信仲間にならないかと声を掛けるも断られる。
個人事務所を作り、青木と一緒にダンジョン配信者としての生き方を模索している。
青木の女装姿に性癖を拗らせているのはまだ誰も知らない。
・泰良の両親
父親はお酒が好きなサラリーマン。母親は専業主婦。
どこにでもいる普通の両親。
長男が独り立ちし、少し安心したところで泰良の特殊な事情を聞くも、持ち前のポジティブ精神から前向きにとらえている。
泰良にとって大切な存在。
・牧野牛蔵
牧野の父親。
元プロボクサーで、ダンジョン探索者に転職し、国内でもベスト10に入る高収入探索者に。
責任感が強く、熱く、そしてなにより娘が大好き。
自衛隊を守るために魔物と戦い大怪我を負うも、泰良の持っていた薬に命を救われる。
作者からは「うしくらさん」と呼ばれている。
・キング・キャンベル
探索者の換金ランキング及び、世界長者番付第一位の超エリート。
その経歴はほとんどが謎。
アメリカ大統領ですら彼に逆らうことはできないと言われている。
愛人は100人以上、子どもはそれ以上にいる。
何故かダンジョンの外で魔法が使える上に、ダンプルと一緒に行動している。
・ダークネスウルフ
名前はまだ(作中では決まって)ない。
富士山のダンジョンから出て牛蔵を追っていたところ、泰良に倒される。
死んだはずが、何故か生き返って泰良のペットになる。
生き返る際にかなり弱体化している。
ゲームなどによくある、激闘を繰り広げた末に仲間になったキャラが、仲間になった途端に弱体しているアレを再現している。
第二章からはマスコットキャラとして活躍予定。
人化はさせない。




