登場人物紹介(第五章まで)
登場人物
●メインキャラ
壱野泰良
幸運値特化の主人公だが、閑によってその幸運にも疑問視を向けられることとなった。
巻き込まれ体質だが、事件を積極的に回避しようとしないのは、富士山で自衛官を守るために逃げずに戦う牛蔵の姿を見たからか?
牧野ミルク
プチ不幸特化ヒロイン。だけど、泰良と出会えたことが自分にとっての最大の幸運で差し引きプラスだと思っている。父の牧野牛蔵が日本に帰って来ることとなり、泰良と結婚したことを報告したいがまだ言うことができないもどかしさも感じている。
東アヤメ
陰陽師系ヒロイン。己の道を模索するために、祖母の元で再び陰陽師の修行をしようか検討中。妹のスミレがダンジョン学園に通うことになった。スミレはまだアヤメの強さを知らないが、バレるのも時間の問題だと思っている。妹が登場する日はいつになることやら。
押野姫
セレブ系ヒロイン。だけど最近みんなお金があるのでセレブ感が薄まってきている気がする。分身の数も増えて、野球チームを作れるまでに成長。攻撃値が伸び悩んで挫折しかけたが、泰良によって救われ、さらに惚れ直している。
恋愛についてはミルクやアヤメから一歩引いた立ち位置にいるが、その好意は本物。
水野真衣
ホワイト企業だったはずの天下無双において、ひとりブラック企業従業員化している。そもそもノルマは言うほどないので、彼女が勝手に頑張っているだけなのだが、天下無双に入る前から新聞配達とコンビニバイトを掛け持ちしていたため、それほど苦じゃない自分が少し悲しい。
豪邸を購入したが、部屋が広くなりすぎて落ち着かず、一番狭いトイレが憩いの場所になりつつある。
白髪で登校して周囲を驚かせた。青木が「ス〇イヤーズは古すぎたか……三つ編みだし、『猫にでも障られたのか?』と言った方がよかったか」と呟いていたが、やっぱり泰良には理解されなかった。
トゥーナ
エルフの女王様。カレー粉がなんでも合うことに気付いたため、魔法の水筒とともにカレー粉を常に持ち歩くようになった。彼女が住んでいる市内にカレーで有名なハ〇ス食品の本社があることを知り、是非見学に行きたいと思っている他、カレーパンの町の名前も日本中に広めたいと思っている。もちろん、自分の世界も救いたい。
●準メインキャラ
青木
読者から性転換を望まれることがあるが、男だからいいんだということを知って欲しい。
やることがないので大学に行くつもりでいたが、今は探索者になるため進学をするかどうか悩んでいる。
普段の言動と違い、本当に必要なときには気遣いのできるいい友達。
ダンポン
マスコット。ポ〇モン銀もクリアしつつあり、ゲー〇ボーイアドバンスのライセンスを貰おうと、京都の任○堂本社に行こうか考え中。ポ〇モンをずっと任○堂が作っていると勘違いしていたことに気付き、ポ〇モンファン
失格だと三日位落ち込んでいた。
ダンプル
マスコットその2。敵なのか味方なのかわからなくなってきたが、彼は常に楽しいことを求めているだけでそこには元々善も悪も存在しないのかもしれない。
明石翔上
姫の秘書。最近は仕事が忙しく、関係各所をまわっていて姫と一緒にいられない時間が増えてきた。二十歳にして、このままでは仕事に忙殺されて結婚できないのではないかと密かに焦りも感じ始めている。
月見里閑
泰良の担任。実はかなりの子供好きで、子どもの頃から教師になるのが夢だったが、両親から反対されて研究者の道に。カワイイものも大好きで、それらを子供のころからペットとして可愛がっているモルモットと呼ぶ悪癖がある。
牧野牛蔵
アメリカでの仕事を終えて日本に帰って来るミルクの父。ミルクのことを溺愛している。
泰良にとっても尊敬できる探索者。
キング・キャンベル
世界一の探索者で、姫の父親。勇者のロケットとの関係性は一体?
そして、彼の目的は?
その謎がいよいよ明かされようとしている。
●ペット
クロ
泰良の従魔のダークネスウルフ。泰良の成長に応じて元よりも強くなった。泰良の影の中に潜み、いざというときにはその力を発揮する。食事は食べなくてもいいけれどチュールは欲しい。
シロ
水野家に引き取られることとなった白犬。クロと一緒にいられなくなって少し寂しく思ったが、いまでは真衣の弟と妹にずっと構ってもらっていて寂しさを感じる暇はない。
ゼン
アヤメの使い魔。元天狗であり前鬼。アヤメの気を吸い過ぎて女の子の姿になってしまった。とはいえ記憶はあっても別人のため、本人は全然気にしていない様子。鼻が低くなってしまったことがコンプレックス。
●その他
柴田
泰良の同級生。泰良とはたまに話す程度だったが、泰良がベータだと知りなんとなく近付くように。だが、空気の読めない言動が多く、泰良を時に困らせる。本人に悪気が一切ないところが質が悪い。
西条虎
入院中のホワイトキーパーの元理事長。ホワイトキーパーのメンバーたちを引き取ってもらえて感謝しているが、最近、終末の獣の気配を薄っすらと感じはじめ、言い知れぬ恐怖に震えている。
押野妃
姫の異母姉。東京で元ホワイトキーパーのメンバーとともに天下無双の支部を切り盛りしている。彼女には元々人を使う才能があったのか、その力を存分に発揮し、多大な貢献値を稼いでいる
天下無双貢献値ランキング第三位の功績の裏には実は彼女の存在も大きかったようだ。
鈴原西郷
痛いのが嫌なのは防御値に極振りされたからな元最強。決して自分の勝てない戦いはせず、十分間の鋼鉄肉体使用中以外は戦うことはない。才能はあるのだが、貫通持ちの魔物が現れる可能性のある三十階層より先に進むことはない。
そして現在は――
斎藤歩
ベータのファンの男の子。剣道のジュニアチャンピオン。親の英才教育のお陰で頭もかなりいい。また日曜日は町の清掃活動に積極的に参加している。趣味はチーム救世主の配信を見ること。




