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 や、やばい、やばすぎる……もう完全に核弾頭の影響を受けてしまった。もうこのままだと絶対に死んでしまうどうしよう、死ぬのは絶対にいやだ、いやだぞー!


「死ぬ! 俺死ぬ! でも死にたくない!」


 俺は決死の思いで回復したいと願った。

 すると俺の体が天使に包容されたがごとく淡い光に包まれ始めた。

 すごい、すごすぎる、みるみるうちに体調が良くなっていくぞ!


「ふっかーつ!」


 俺は気づけば復活していた。

 全然いたくもなんともない。こんな凄いことがあるんだ。今までこんな凄いことを経験したことがあるだろうか。いや、ない。マジでないわ。これガチで最強だわ。


「俺の力マジでハンパねーな。というかそれ以前に核弾頭がちでやばすぎだろ。ちょっと様子を見に行ってみるか」


 そう思った俺は、退避してきた方向へ再び戻ってみる。

 少し飛んでいって見てみれば、そこはもう大戦争の跡地とでもいうべき状態へと変貌していた。

 すごい、焦げ臭い! というか相変わらず煙がすごいな……これを本当に俺が引き起こしたのか? 本当に理解不能なんだが。これはガチでやばすぎるだろ。


「けほ、けほ、やばい、まだ二次被害が」


 俺は体調に異変を感じてきたので、再び猛スピードでこの場を離れる。


 数キロ離れたとこらへんに来て、そこで回復魔法的なものを使った。

 するとやはり元気になった。


「やっぱり本当にやばいな。俺の力がちでやばいな。この感じだと、もうほんとに色々暴れまわれるんじゃないか? もうこの世界はかなりやばい感じになるんじゃないか?」


 そう考えるとますます興奮してきてしまう。なんでだろう、人を殺すのに、こんなに興奮するなんて、今までの俺なら絶対に考えられないことだ。でもそんなことを考えてしまう。俺っておかしくなっちまった?


「やばい、もうなんだっていい、そんなことよりこの高ぶる衝動が抑えられない。本当にどんどんと強くなってきてしまう。ああ、どうしよう、俺はもうどうしようか……うわああああああ!!」


 俺は奇声を発しながら、核弾道ミサイルと四方八方に撃ちまくった。これなら俺の近くに落ちて俺が被弾することはない。どこか良くわからないところに飛んでいって、そこでひとりでに爆発してくれることだろう。まぁそこに人がいる可能性はかなり低いだろうが、数はうちゃ当たるだ。とにかく何百発も撃ちまくって、できる限り面積を増やしていけばいつかは人にも直撃するだろう。


「おらおらおらおらおらおら!!」


 俺はとにかくミサイルを撃ちまくった。

 俺の傍から出現したミサイルはすごい勢いで空の彼方へと飛んでいく。

 できるだけ範囲がかぶらないように、とにかく遠くへ、遠くへ飛ばしていく。

 やばい、もう凄い数のミサイルを飛ばしているぞ。俺も飛ばしているうちに慣れてきて、今では一秒に十発以上のミサイルは多分飛ばせてる。

 これをこのまま続けていけば、相当な被害がでることは間違いなしだ。よーし頑張るぞー。俺頑張っちゃうからな!


 ミサイルを撃つ時に特に体力を削られるといったことはなかったため、俺の気力が持つ限りその作業は延々に続けられた。

 俺はすごく頑張って、それは日が沈み始めるときまで続くこととなった。

 流石に数時間もやりっぱなしじゃ気疲れしてきたので、ちょっと休憩することにした。


 そして休憩しているうちに、別に俺が構えておく必要はないのではないかと思い、もうちょっとうまくできないか試してみた。

 試行の結果、俺が何も意識ぜずとも俺の近くからひとりでにミサイルが出現し、ランダムな方向へ飛んでいくというプログラムを組むことができた。

 自動化というやつだ。

 これは完璧だと思いさらに調子に乗ってしまった俺は、そのプラグラムを拡大していき、俺の周囲にお互いが接触しない出来る限りの密度で、さらに俺から半径数キロメートルにわたる範囲からひとりでにミサイルが出現し、いづこかへ飛んでいくという、とんでもない仕組みを開発してしまった。今や一秒に数百発レベルのミサイルが生じ、この世界のランダムな地点へ飛んでいくという事態になってしまっている。ああ、これは流石にやりすぎたかな。でもまぁできるんなら効率よくやるに越したことないしな。このまま続けてようーと。俺はなんだか眠くなってきたし寝るわ。




「う、うぅ……ふわああ」


 俺は気持ちよく目覚めた。

 俺は布団の上で寝ていた。

 ああそうか、寝るってなって、地球にいたころ使っていた布団を再現して創造したんだっけ。これはやっぱりかなり快適に寝れたな、造って大正解だったな。


 そして朝日を浴びながら周囲を見てみれば、未だに俺の周囲一帯においてミサイルが出現し発射されるという作業が繰り返されていた。

 ちなみに寝るに当たり音が少しうるさかったので俺の周囲の音は消えるように設定している。どういうわけかできたので、すごくラッキーだった。


「これどうなるんだろうな。もうかなりの範囲核にやらちゃってると思うけど、流石にまだ足りないのかな。もしかすると核が全弾不発になってるってこともあり得るんじゃないか? やばい不安だなぁ」


 流石に不安が大きくなってきてしまった俺は、一度発射を中止し、世界を見て回ってみることにした。

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