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無から生まれたモノ  作者: coll
38/41

37:変化の兆し

天上天下唯我独尊になった循環。それに歯向かう混沌の魔皇。果たしてどちらが強いのか

「天上天下唯我独尊だと....?」


「もうお前はワシには勝てんさ」


「ふん....ふざけるのも大概にしろ」


「ふざける...?ワシは至って真面目だ」


「余以上の強さなど、余が生まれてから見たこともないわ....」


「だから今生まれたって事だよォ!!」


「運命」


「っ!?」


急に視界が...


「天国と地獄」


「うぎぃっ!?」


循環はいきなり地面に打ち付けられた。


「な...何が起きたのだ...」


「天上天下唯我独尊などと....それは傲慢だ」


「んだと...!?」


「余の上には誰もいない。これは事実なのだ」


「偽りでは無い。かと言って傲慢でも無い。今後余の上は誰もいない、更には誰も余の上には行かぬ」


「っ...!!」


「うるせぇ...!!」


「俺は...最強なんだァ!!!」


「無循ッ!!!」


「哀れな....最強に藻掻くその姿....まるで子供」


「悲愴」


「ガ...ァッ...」


「何故そこまでして最強になる....」


「...るせぇ...」


「ワシは...夢に一矢報いたかった...ただそれだけだ」


「夢....?」


「...っふ」


「この世に存在する異常で最強の能力だよ...」


「....なんだと?」


「っ...!!」


「この揺れは...!?」


「まさか...」


「ってか夢は何処に行った...?」


「この揺れ...夢じゃないか?」


「....おい貴様」


「...なんだ」


「夢という能力が最強と言ったな」


「あぁ...そうさ」


「何故最強なのだ」


「良いさ、もう目覚めるから教えてあげよう」


と半笑いで循環は話し始める


「夢が最強の理由は、この世に人が...動物が...植物が存在し続ける限り、1度発現したら消えることは無い。」


「....消えることは無い....?」


「更に夢が発現する夢境は、夢が思うことは夢境内なら全て起き、それは生死に関することだって簡単に起こせる」


「例えば、夢境内で神ノ丞乖十が死ぬと言ったら現実世界でも死ぬ」


「は!?」


「嘘だろ...」


「更に夢境内だと夢本体に攻撃は入らない。ただ夢本体がお前らに攻撃すると100%当たるがな」


「...チートどころじゃねぇよそれ」


「もう勝てるわけねぇじゃん...」


「なら夢境から逃げれば...そう思うだろうが、残念だが夢境は夢を見る者なら全員必中のバケモン能力だ」


「なっ!?」


「そう...ワシも喰らうんだ」


「お前....何故」


「だからこそ起こした」


「えっ...?」


「地球を終わらせるくらいならこの世を終わらせよう...だがワシはこの世を終わらせる前に夢と戦いたかった」


「のにも関わらず今の夢の所有者はあのビビりのクソガキ...一矢報いたかったのにも関わらず...!!」


「そんなの八つ当たりじゃねぇか!!」


「...八つ当たりか...そうかもな」


「もう俺は生きる意義を無くしたのかもしれねぇ」


「....ならヨグソトースと宇宙と理を出せ」


「...え?」


「今から貴様には生きる意義を見出してやろう」


「余の後ろに着いとけ」


「...どういう」


「ここにいるヤツら全員で夢を抑える」


「え?」


「どうやって...?」


全員がそう思った。夢が目覚めようとしている今止める術はもう無い。そう後は殺すしか...だがそれは出来ない。夢の能力だけじゃない。1人の人間だから。


「異常最強なだけだろう」


「...え」


「余はこの世で最強だぞ」


「混沌、時空、生死....ありとあらゆるものは全て余の中で巡っている。ならばそれは夢もそうだ。」


「な、なら夢は効くんじゃ...」


「逆だ」


「...え?逆?」


「余の体の中にあるものは、余が力として使えると同時に、相手がそれを攻撃として使ってきても無効化するということだ」


「そんなのアリかよ...」


「しかと目を開いて、その開いた目でしっかり見よ。余が何故最強と呼ばれるのかを」


「ま、待て!夢境は夢を見る者全員にかかるんだぞ!?」


「だから汝らは余と夢の戦いが見れないと」


「いやそんなことを言ってんじゃ」


「なら混沌の空間を作ればいい」


「混沌の空間...?」


「この能力はあまりにも面白くない能力だから、あまり使わないのだが...この能力は余以外の攻撃が全て無効化&空間が出ている間、余の攻撃は全て混沌を纏う」


「...バケモンにはバケモンか...」


「ま、待て魔皇、混沌を纏うってなんだ?」


「混沌とは即ち、この世の集合体なのだ」


「この世の集合体とは...?」


「その文字の通りだ、この世の全てを1点に集めたもの、それを喰らえば相手は100%狂気状態に陥る。どんな奴でも確実にな」


「そ、そんな能力があっていいのかよ...」


「本当にバケモンだな...」


「ア、アザトース」


「なんだ循環」


「お前は本当に夢を倒すことが出来るのか?」


「....倒すのでは無い」


「え...?」


「救うのだ」


「気を張れ!汝ら!!」


「おうッ!!」


「循環」


「なんだ...?」


「今から本当の天上天下唯我独尊を見せてやろう」


まさかの圧勝した魔皇。だが夢の目覚めはまだ終わっていない。バケモノ能力すぎる夢にどう立ち向かうのか...

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