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無から生まれたモノ  作者: coll
35/41

34:神王爆誕

アザトースは復活した。だが何故アザトースは白神裁兎を気に入ったのか...

「えぇ!?白神君の能力が裁判じゃなくて混沌!?」


数日後、生徒会の皆に白りんの能力の正体を話した。


「なるほど...それなら今までの矛盾点に合点が行くな」


「そうだね...今思えば裁判とは思えない技ばかり出てたね...」


「ま、まさか裁兎君の能力が違ったとは...」


「でも...前より強くなった気がするんだよな...」


「権治さんと誅絽さんを一撃で瀕死にしてたからね...」


「魔皇が現れた瞬間マジで動けなかったんだよな...」


「え?魔皇...?」


「どうした?アマク」


「魔皇って...あの...」


「...混沌の支配者の事だよ」


「嘘...」


「名前だけでも言ったら精神が侵されるあの者...」


「まさか復活しているどころか、実在しているとはな...」


「私の中にもヨグ=ソトースがいたなんて...」


「なんか...訳分からんな...」


「アザトースは俺の事を気に入った...って言ってたけど、どういう所に気に入ったのかわかんねぇな...」


「余はお主のどこを気に入ったのか....か」


「なっ!?」


「さ、裁兎から声が...」


「何だ?余が喋ってはいけないのか?」


「い、いや...そういう事じゃない...ですけど...」


喋っただけでこの威圧感...??訳が分かんないな...


「ふむ....ならよい」


「余が此奴を気に入った理由はただ1つ。」


「余に似ていたからだ」


「えっ」


「裁兎が...魔皇に?」


「あぁ....それ以外に理由がいるか?」


「い、いや...」


「邪神と言われているのに人間的な理由だな...」


「なっ!?」


「お、おい裁兎...」


「人間的な理由....か....確かに人間共と触れ合って変わってしまったかもしれんな」


「裁兎お前メンタル強いな...」


「いや...こいつは俺に今まで嘘をついてた訳だし、なんなら何回か話してるからな...」


「虚言に関しては本当にすまないと思う」


「な、なぁ!魔皇さん!」


「ん?なんだ?」


あ、まずいな...これ


「俺と戦ってみてくれないか?」


最悪だ...


「....ほう」


「乖たん!!そんなことしちゃ本当にダメだよ!」


「ほ、本当にやめた方がいいですよ...」


「今の今まで余と戦おうとした奴は見たことない....」


「困惑してんじゃねぇか...」


「良かろう...」


「っしゃ!!」


「嘘でしょ...」


「なら余は本気を出さずに戦ってあげよう」


「それなら安心」


「嫌だ!それは!」


「え?」


「ほう?」


「本気で戦ってくれないか!?」


「乖たん!!本当にダメだって!」


「ほう...それで良いのか?」


「おい乖十...お前本当に...」


「...なら汝ら全員で来い」


「えっ?」


「余はそれでも汝らに勝てる...しかしそれに一矢報えることが出来れば汝らの勝ちにしよう」


「...どうする?」


「ここには生徒会の皆だけじゃなく、僕とゆふくんとむーちゃんがいる...乖たんがやりたいなら僕らも本気でやってみるだけやってみよう?」


「...余は此奴の体を借りるから此奴は無しで考えた方が良いな」


「な、なんか...まるでラスボスと戦おうとしてる感じが...」


「いやまぁ...事実上のラスボスだしな...」


「っしゃぁー!!」


「では人間が、如何程に余に刃向かえるか試してやろうか」





「裁兎よ...余に変わる準備は出来ているか?」


「...あぁもちろん...」


「変わるぞ...」


「よし...汝ら変わったぞ」


変わった瞬間とてつもない威圧がまた襲う


「....ふーっ....」


「っし...」


「相手はラスボス級の強さだ分かるか?お前ら」


「もちろん!分かってるって権治さん!」


「緊張してきた...」


「ま、まさか急にラスボスレベルと戦ってるなんて...」


「でも僕たちならできるはず!一矢報いるくらいなら!」


「OK...」


「全力を出して倒すぞ...」


「さぁかかって来い」


神格化ゴッドフローッ!!」


天格化エンジェルフロー!!」


「....なるほどな神の領域に入る程には強くなっているのか」


「いきなり最強技で行くッ!!」


改良インプルーブメント...オーバーレイッ!!!」


「ほう....!!面白い技だな!」


「レーザー砲と言うやつか....!」


「天獄!!」


「金色の空....」


「〝拘束〟」


「これは....っ」


なんだコイツらは....素晴らしい!!


「っはは!面白くなってきたなァ!」


「なっ!?絶対権が消えた!?」


「壊滅への輪舞曲ロンド


「マズ...ッ!!」


「幸運の導」


「なっ!」


こいつの能力は....幸運だったか...?余の技が消された....?いや打ち消したか....これは....


「汝からまずは倒さねば」


「ならねぇってなるよな」


「っ!!」


「出力全開...ッ!!!」


麟聖乖りんせいかいッ!!」


っ!!決まっ


「って無い...?!」


嘘...


「攻撃が透けてる...?」


「あぁ言ってなかったか....余は攻撃無効なんだ....其れが混沌なんだ」


「嘘だろ...?」


瞬間、その者は乖たんに攻撃しようとした


「福音調和振動」


「っ!!」


まただ...やはり余は此奴が弱点なのか...?ならやはり


「攻撃無効ならもっと...もっとぉおおおお!!!」


「うぉぉっ....?!」


な、なんだ!?


「す、すごい揺れだ...」


「贈与権:本来の力」


「...ありがとう権治さん...ありがとうアザトース!!」


領域突破ニトロ


「なっ!?名前言った!!?」


「神王爆誕」


「....なんだこれは....」


なんだこのオーラ....これが人なのか?いや....これは人なのか?


「この姿の未完成は前見せたけど完成系は見せてなかったな...」


僕は...乖たんが人間のようには見えなくなってきた...それは本当に...


「その名も」


「不正神王:カイト」


「チートの限りを尽くしてお前を倒してやる」


「成程....余と同等の領域に来るか....!!」


魔皇は久しぶりの強敵に興奮した様子だった。


まさかの神王爆誕。乖十はどこまで上に行くのか...

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