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無から生まれたモノ  作者: coll
27/41

26:その頃の3人

乖十の次の対戦相手は誰なのか...と待っていると何やら不穏な雰囲気が

「さて、次の対戦相手は...っ!!」


「...」


「なぁ...なんか嫌な予感するんやけど...」


「...あぁ、それは俺も何となくわかる」


と権治さんはくるみちゃんのところにいつの間にか移動していた。


「嫌な予感....?そんなもんするか?」


「俺はしねぇな...」


「俺もだ....」


と、皆がザワザワしていると、ゆふくんから電話が来たので、皆のところから離れる。


「どうしたの?ゆふくん」


「外がやばい事になってる、早く来い!」


「えっ?外?」


「とりあえず...学校から出ろ!」


「え?学校から出る?いやまぁ、放課後だから行けるけど...」


「緊急事態なんだ...とりあえず来てくれ」


「う、うん分かった。」



校舎を出た瞬間、空の色が明らかに禍々しくなっていて、それに空気がやけに重くなっていることに気づいた。


「な、何これ...」


そして、ゆふくんの所についた。


「来たか凪津。」


「あ、むーちゃんもいるんだね。」


「あ、ど、どうも凪津さん」


「で、どうした...の...」


ゆふくんの方向を見ると、とてつもなく遠くに謎の巨大な闇の塊が天高く浮いていることが分かった。


「な、何あれ...」


「せ、世界の滅亡なのでしょうか...」


と過去一暗くなっているむーちゃん。


ん?世界の滅亡...?ここ直近での敵の情報、あの規模のデカさ、そしてこの異常な空の色...もしかして...


「理...?」


「なっ...!?」


「ま、まさか理だと?」


「もし理ならマズイぞ...」


「で、でもまだ決まったわけじゃないじゃないですか!!」


「だとしても現状可能性が高いのはそれだろ...循環は味方が少ないという所を考慮すると、あーいう風なものは作れないだろうしな。それにあれ闇の塊だからな...」


なんて話していると、


〈えー、緊急避難警報。緊急避難警報。神夜乃高校理事長による緊急避難警報。直ちにこの学校への避難をしてください。〉


と言う警報と共にサイレンが鳴り響いた。


「ま、まさか本当にこ、理なんですかぁ...?」


「嵐というものは突然来るものなんだな...」


「い、一緒に避難しましょう!」


「うん!」


「あぁ...そうだな」



そして、避難場所の体育館へと行く。


「皆は理を倒しに行くのかな」


「まぁ、そりゃ当たり前だろうな」


「そのために今まで訓練してきたから、そりゃそうだよね...」


「み、皆さん頑張ってください...!!」


「...混乱状態だな」


「すごい人だね...」


「一旦外に出る?」


「そうするしか無さそうだ」


---あー....あーあー、聞こえるか?全人類よ


「っ!!」


「な、何これ...」


「あ、あああ頭の中に!!こ、声ががが!!」


「もしかしてこの声が理...?」


「こんなことが出来るのか...」


「す、すごい変な感じです...」


---聞こえているか....?ねぇ、これ聞こえてんの?....あー、そう。聞こえてんだ。


「...なんだこいつ」


「ほ、本当に理なんでしょうか...」


「こういう性格のやつほど強いってのは物語の基本だからな...」


「そ、そうなんですね...」


---よし、今からえーっと....ちょうどだな....129時間後にこの地球を削除する。それが嫌なら俺の世界に来い。以上だ。せいぜい頑張れよ。権治。


「129時間後...!?」


「リミットは5日と9時間...か」


「LXって5日で倒せるものなの?」


「...LX単体だと大丈夫だろうな」


「ただ、相手は幹部的なのを出してくるだろう。だから、5日だと厳しいとは思う。」


「そ、それに権治さんの名前も出てましたね...」


「...理と権治理事長の関係性は分からないが...権治理事長は何か重要な立場なんだろうな...」


LX単体ならまだしもか...でももしも、理が覚醒持ちだったら...もしも、形態変化があったら...それで世界が滅亡してしまったら...白りんと乖たんが...死んでしまったら...


「...ねぇ」


「...おい、止めろよお前」


「...?」


「...お願い。ゆふくん」


「ゆふくんとむーちゃんはここでくるみちゃんと一緒に避難してくる人を守っといて。」


「え?えっ?え?」


「...本当にいいのか?」


「な、凪津さん...い、行っちゃうんですか?」


「うん...僕、少しだけ...生徒会のみんなが心配なんだ」


「...分かった」


「絶対に死なないでください...凪津さん...」


と大泣きながら腕を掴みながらむーちゃんは言う。


「うん...!」


お願い...僕の能力


「ああ...任せろ」


「っ!?」


「お前...誰だ...」


「それはまだ内緒だ」


「よし...行ってくるか...!!」


「〝俺は死なねぇ〟」


「〝あの闇の塊に行く〟」





遂に始まったvs理。これはその頃の学校側や凪津側の話

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