25:リアルチート
遂に始まった謎の戦い。ただ、乖十に買ったら理事長が何でも買うとのことで...
「....ついに始まってしまった....」
「乖十はんが降参と言ったら、その時点でお主らの勝ち、そうしたら権治はんが、全員になにか好きなものを一つだけ買える。しかし俺が降参せずにお主らが倒れたら、乖十はんの勝ちで何も無し」
「分かった?」
とくるみちゃんが聞くと
「うぉおおお!!!!!」
と対戦する生徒が怒号をあげる。
「...白りんはどうするの?」
「俺は見るしかないだろ....」
「まぁそうだよね...」
「ってか、権治さんこの事知ってるのかな...」
「さぁな....まぁ知ってるんじゃないか?」
「知ってるぞ」
「うぉぁ!?権治さん!?」
「と、憶ちゃん!神械くん!琥珀さん!」
「やっほ〜!」
「こんな楽しいイベントだ。見逃すはずがない」
「乖たんはあの数に勝てるのかな...」
「乖十を甘く見てるのか?なっちゃん。」
「い、いやそういう訳じゃ...」
1vs1だとしてもあの数だと流石の乖たんでも無理なんじゃ...
「...知ってるか?」
「ん?」
「世界の会議、G20で決まった現代の異常能力のレベルの分け方を」
「...生まれる前だからわかんないや...」
「ボクは知ってるよ」
「俺も知ってる....父上に聞かされたからな」
「私も知っては無いけど勝手に覚えてる!」
「そんなものがあるのか...」
「まぁLIからLⅢまではなんら問題は無い。犯罪を犯したとしても普通の人でも捕まえることが出来るからな。」
「うん...」
「問題はこの上だ。」
「LIV。このレベルは警察だけで捉えるのはとても難しくなる。」
「ってことは僕らみたいな能力者と協力するってこと?」
「まぁそんなところだな。」
「ただ、更に次元が変わるのはLVS。このレベルから規模が市1つでは対策できないレベルになる。」
「ってことは県の中で1番強いとかじゃないと捕まえるのとてつもなくムズいってこと?」
「あぁ...そんなところだ。そしてこのレベルの人はとんでもなく多い。何故か能力者のレベルの中でも特出して多い。」
「その数は?」
「能力者は、日本だと約13万人発現していると言われているが、その中でもLVSは9.8万いる。」
「それって...」
「およそ能力者の7割くらいはLVSだ。」
「そ、そんなの能力犯罪が増えるじゃないですか!」
「だが、幸い犯罪を犯そうとする奴らは少なくてな。まぁ、分母が多いからLVS級の犯罪者は他のレベルの犯罪者と比べても多いけど...」
「そんな中、乖十は更に次元が違うLXの能力者だ。世界で5人目のLX発現者だから早々に負けることはないさ」
「あの...」
「ん?」
「LXはどのくらいの強さなんですか?」
「...1人で5日以内で世界を滅ぼすことが出来る。」
「っ...!!!」
「相手にする理もLX。そして循環もLX。乖十もLX。くるみもLXで、星もLXなんだよな....」
「こんな身近にLXいていいのかな...」
「日本だけがおかしいらしいからな...確率的にこんなに強い能力者が集まることは無いらしい。」
「特殊なんだね...」
「人口的に言うならインドとかの方が有り得そうなのに...」
「まぁ、体質ってものがあるからな....」
「あとは環境もあるかもね!」
「そう思うと生徒会って精鋭の集まりだね...」
「だってLIXが3人、LXが2人、そしてLZの白りんでしょ...?」
「ん?おい、いつの間に1人増えたんだ」
「え?だってくるみちゃん」
「あ、そか....」
「くるみちゃん忘れないであげてよ裁兎くん...」
「や、やっと見つけました...白神君...」
「お、アマク来たか」
「そろそろ始まるぞ」
「はい!!」
「参加者は...16人ですね!」
「最初は...」
「俺が行く」
「では...開始ィッ!!!!!!」
「先手必勝ォッ!!!」
「相手が動いた!!」
「逆粒」
「...何だこの感覚」
「相手の能力を探れ....乖十」
「これで力の差は反転した!」
「反転...!?」
そんな強い能力を...!!!
「あいつは確実にLIXだ...!!」
「なるほどな...」
「だがっ!!!」
「なっ!!?」
「それは俺には効かねぇ!!」
「ウグァッ!?」
「いい能力だ!だが慢心しすぎなのがお前の弱いところだな」
「...るせぇ」
「ん?」
「うるせぇんだよ...暑苦しいだけのクソ野郎が...ッ!!!」
「逆朧!!」
「っ!!」
「グッ...!!!」
「ッハハ!効いたかァ!?」
「いい攻撃だな...!!」
「あの乖十が効いた...?」
「あの技相当に強いみたいだな」
「ふぅ...その技の位の強さまだ全然あるか?」
「当たり前だ...ウザったらしいお前を倒すためにどれだけ待ち望んでいたことか」
「ほう...!!それは嬉しい!なら...!!」
すると乖たんの気迫が変わった
「使うの...!?」
「まだ1人目なのにな....」
「権治さん...この学校どれだけ強い人いるの...」
「さ、さぁ...」
「不正展開」
--不正方法を開示します--
・超加速不正 ・人体超強化不正
--以上2つの不正使用を許可します--
「うっ...!!」
「まだ2つしか不正を使ってないのにこの圧...」
「俺はあいつ以上の強さを本当に見たことがねぇ....」
「さぁ...かかって来い!!」
「くっ...逆禍ァッ!!!」
「ってぇなぁ!!!」
「っ...!!」
「ま、まずい!!」
あのままじゃあの人が乖たんの攻撃を直撃しちゃう...!!!
「うぉぉぉぉぁぁぁあああああ!!!!!!」
「そこまでじゃ落ち着け、乖十はん」
と乖たんは、くるみちゃんに頭を思いっきり蹴られた。そしてとてつもなく吹き飛ばされた。
「というわけでこの勝負、乖十はんの勝利!」
「うぉぉぉ!!!!」
「あ...あはは...」
「いっっってぇぇえ!!!マジで蹴られる瞬間に究極醒しといて良かったぁあ!!!!」
「...おや、さっきの戦いを見て参加者がさらに減ったのぅ」
「えぇー!?」
「あと2人か」
「えぇぇぇ!?」
「可哀想な乖たん...」
「まぁドンマイだな」
1人目は反転だった。だが、この戦いで数人が戦意喪失し、残りは2人となってしまった。このまま乖十の勝ちとなるのか




