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無から生まれたモノ  作者: coll
25/41

24:数少ない平和

今日はどうやら何事もないようで...

「という式で成り立っていて...」


今日も平和だ...。まるでこの世界に危機など無いように...でも知らず知らずのうちに危機は迫っている。理との戦い。そして、循環...夢...それらを処理しないと僕たちは...滅亡するんだ...


なんて、自分を引きしめているとチャイムが鳴った


「お、よし今日はここまで。明日からは───」


この平和な日常を壊さないように...全てをかけてこの世界を守らないと。と強い決心をしたら


「...おい!なーっちゃん!」


と後ろから抱きついてきたのは


「っと...乖たん!」


「....考え事か?」


...やっぱり白りんは鋭いなぁ...


「...まぁ...ね」


「...まぁそりゃ...なっちゃんからすれば、いきなり世界を救えって言われるんだもんな」


「理とかいう化け物と循環というヤバいやつもいて、夢が暴走する可能性もある...うぅ...」


落ち込みながら言うと


「しかもその全部が世界破壊相当って言うな....」


と続けて苦笑いしながら白りんが言う


「俺はこう言っちゃダメだが楽しみだな!」


とんでもなく嬉しそうに乖たんは言う。


「...えぇ?」


「....ったくこいつは」


「一歩間違えたら世界は滅亡する。だが、俺たちが頑張れば世界は滅亡せずにハッビーエンド...!!」


と目をキラキラさせながら嬉しそうに言う。


「最っ高じゃないか!!!そういうのが燃える!」


「あのなぁ....ゲーム感覚じゃねぇんだぞ....俺らが勝てなかったらこの世界は滅びアイツらの勝利。しかも相手は格上だ。こんな状況なのになんでお前は....」


「こんな状況だからだ!俺は...俺は...!!今とてつもなくアドレナリンが出ている...!!武者震いが止まんねぇぜぇえええ!!!!!」


「....はぁ」


「ま、まぁ...昔からこうだもんね...乖たんは...」


なんて話しながら生徒会室の前に着くと


「みんなで何話してんのー?」


と憶ちゃんが入ってきた


「お、憶じゃねぇか」


「....いや、乖十が今の状況に興奮するって....」


「まぁ...聞かない方がいいよ...」


「えぇ?乖十君今の状況に興奮してるのぉ?」


「あぁ!!今、皆が知らないところで世界の滅亡が近づいてるってのがたまらない...!!そして俺たちがそれと戦うってのがさらにたまらない!!!」


「戦闘狂が....」


「乖十は狂ってんのか?」


「うぉ!?」


「よぉ!唯福!!」


「おう皆」


「ど、どうも...」


「どうして生徒会室に?」


「ん〜...たまたま来たから顔出しただけだよ。」


「唯福君、むーちゃん帰るの?」


「んまぁ...あとは帰るくらいだな」


「ぼ、僕もですね」


「...じゃあ僕も一緒に行くね」


「おけ〜」


「んじゃな〜...」


「さ、さようなら〜...」


「不思議なやつじゃのう。あの唯福と絃夢は」


「くるみちゃ〜ん!」


と憶ちゃんはジャンプしながら言い。くるみちゃんに抱きついた。


「なんか久しぶりな感じするね〜」


「そうじゃのう...」


「ん゛ん゛っ...」


「ん....どうした?くるみ?」


「いや...なんかおかしいような...気の所為かもしれんがな」


「おぉ...そっか!なんか気になったら言えよ!」


「ああ、分かっておる」


「あれ?皆どうしたの?」


「おぉ!神械!琥珀!」




「ねぇゆふくん」


「ん?なんだ?」


「ゆふくんって2年生でしょ?」


「...まぁな」


「そ、そうだったんですか...」


「おそらく、憶は気づいているが...俺は2年の生徒会長だ」


「えっ?」


「...嘘!?」


「しーっ静かにしろ...!これは内緒なんだ」


「生徒会の仕事をしないんですか?」


「そういえば...2年の生徒会長の椅子って空席だったような」


「...んまぁ...俺は生徒会の仕事をしてない訳では無いんだが...能力が能力なもんでな...人前に出れないんだ」


「...だから副会長に出てもらってるのか...」


「なるほどですね...」


「あ、そういえば...今日は9月13日だな」


「え?うんそうだね...」


「何かあるんですか?」


「いや...明日は乖十のあれだなって思って」


「...?」


「...あ!...あれか...」


「どうなる事やらな」


「な、なんの事ですか?」


「明日、修練場に行けばわかると思うよ」


「は、はい...?」


「楽しみだな...」




次の日


「全校生徒に告げる」


と学校中に響き渡る乖たんの声


絶対あれだ...とほとんどの生徒が思う中乖たんは言う。


「修練場にて待つ。俺に勝ちてぇヤツ挑んでこい。俺に勝ったら好きな物を理事長が何かしら一個買う!以上!第1生徒会会長。神ノ丞乖十」


その瞬間。学校のそこらじゅうからうぉおおおおおお!!!!と男のむさ苦しい雄叫びが轟く。とてもうるさい。


「ねぇ...白りん...憶ちゃん...」


「なんだ?」


「何?」


「勝てると思う?」


「誰が?」


「皆の方」


「無理だろ」


「...いやまぁ...LXとLIXは次元違う強さしてるからね...」


「ってそれ自分で言うか」


「あ、そっか私もLIXだった」


「まぁでも...乖十が負ける姿は想像出来ないな」


「白りん以外にはね」


「....うるせぇ」


まぁでも実際。白りん以外に負ける姿は本当に想像できないくらいには乖たんの能力。不正は強い。この学校の中の誰かは勝てるのだろうか



開始時間になり、修練場にいくことにした。そして



「まずは1組目か...?」


「何が最強の能力者だ...そんなの肩書きだけだろ」


「肩書きだけかどうか試してみるか?」


「ってか審判くるみちゃん!?」


「では、生徒会長。神ノ丞乖十vs挑戦者の戦いを開始する。」


「っしゃぁああああああ!!!!!!!」


「開始ッ!!!!!」



ついに始まったvs乖十。果たして乖十に勝てる人は出てくるのか

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