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無から生まれたモノ  作者: coll
20/41

19:霞んだ恒星

権治から衝撃の事実、それを受け裁兎は...

「なんで....そう思ったんだ....?」


「...まず、俺は異常というのは感覚でわかる。」


「感覚で...?」


「あぁ、恐らくこれは...全権利者だけの特権なのだろう...。この子は異常を持っているなとか、持っていないなとか...な。」


「俺は学校に居ない時、大体空を飛んで日本中を探している。それで異常を持っている子を探って学校に入学するよう勧めている。」


「絃夢君がなぜ夢の能力者なのか...だったな」


「....あぁ」


「あの子は能力の反応があるのはある。だが...」


「....だが?」


「あの子の能力は本当に異常だ。」


「能力が....異常?」


「能力の反応する強さが人よりも何百倍も強い...なんなら痛みすら感じるレベルだ」


「んな....夢って能力はそんなに強いのか!?」


「俺も能力の詳細を調べて分かったんだが...夢という能力は人生の崖っぷちの人に宿る能力らしく、そしてその能力は宿主の願ったこと全てが叶う。」


「マジか....」


「...問題なのはその願いの範囲だ」


「願いの範囲....?それは一体どのくらいなんだ?」


「デメリットなしの何でもあり。」


「そんなチートが....!?」


「だから...もし、絃夢の能力が夢なのであれば...」


「な、なんなんだ...?」


と顔を顰めながら


「...世界滅亡の可能性がかなり高い...」


「なっ....!!」


「理の件も世界滅亡なのかもしれないんだろ!?」


「...あぁ...理も一歩間違えれば世界滅亡の可能性はある...だが、夢も世界滅亡の可能性があるんだ...」


「....かなりマズイな....それは」


「俺らは崖っぷちに立ってる...1歩ミスったら終わる本当の崖っぷちにな」


「....最悪のタイミングで重なっちまってる....」


「でもな夢が目覚める時にもよる。理が襲ってくる時にもよる。」


「あぁ....」


「同時なら本当に終わるが、どっちかが先に来てくれれば勝機はある。」


「....そうだな....」


「上がったー!」

「上がった...!!」


「はーい!...まぁ今は、その情報を持っててくれ。裁兎。お前は表情があんまり動かないし、口が堅いからこういうこと話せるんだ」


「....分かってる」


決められた期限の中で答えを出さないとな....




「ふぅ...お風呂、入らないの?白りん」


「ん?....あぁ、入るよ」


「...何かあったの?」


なっちゃんとは離れてたとはいえ幼なじみだからな...何となくわかるかもな...でも


「いやなんでもないよ」


「...そっか」


「話したくなったらいつでも言ってね」


「あぁ...」


「どーしたのー?なつにーちゃーん」

「何かあったの?なつおねぇちゃん」


「...ううん...なんでも...ないっ!」


とぎゅーっと2人を抱きつきながら言う


「わぁ〜!!」

「わふっ!」


「もうそろ飯だな。」


「今日はお父さんのりょうりだ」

「父様の料理、あたり外れ大きいからしんぱい」


ズーンと落ち込む理事長...。がんばれ...!!



「あ、そういえば白りんと何話してたんですか?」


と料理をしてる最中の理事長に聞いてみる。


「...それを聞いてどうする?」


「...えっ」


き、聞いてはいけない可能性がある...この話は相当な話だとその理事長からの返しからわかった。


「お前は本当のことが...いやまだ本当ではないか...推測でも高い可能性の話を聞きたいのか?」


「え...」


推測...?僕に関係することでの推測?僕の能力について?それとも...むーちゃんのことについて?


「気にな」


と言おうとした瞬間爆発音がした。


「な、何!?」


「マズイ...俺は火を消して叶恋と海蕾を地下に行かせる。今いるのはお前しかいない。凪津ちゃん。頼んだ」


「...うん」


すると2人がぎゅっとしてくれた。


「頑張って!なつにーちゃん」

「なつおねぇちゃん...」


「大丈夫!叶恋ちゃん!海蕾ちゃん!絶対戻ってくる!」


「音が鳴ったのはここから約650m離れた庭園だ...そこを目指してくれ」


「...うん」


「....俺も行くぞ」


「し、白りん!?お風呂は...?」


「今上がった。」


「髪の毛濡れたままだけど...」


「仕方ねぇだろ....緊急事態なんだから」


「ちなみになお前ら...」


「...?」


「なんだ?」


「気をつけろ...」


「え?」


「相手は恐らくLIX以上だ。」


「嘘だろ....」


「お前らなら行けると思うが無理なら乖十を呼べ。あいつなら何時でも来るからな」


「....あぁそうだな」


「じゃあ!行ってくる!」




「相手、結構強いらしいね...」


と移動しながら白りんに言う。


「LIXか....油断したらLXでもやられる可能性がある相手だ。」


「...えっ?そうなの?」


「....あぁ、LXリックスLIXリナクスは差はあるものの使い方次第ではLXを倒せる。強さを分かりやすく言うなら、LX1人の強さは5日以内に世界を滅ぼせる。そしてLIXは2日あれば国家転覆出来るレベルだ。」


「え...そ、そんな強さなの...?」


そんな強かったんだLIXって...


「あぁ....だから能力犯罪のそのほとんどがLVTリヴィト以上。LVTもあれば国一つ破壊するのは十分だからな」


「そんな力が...」


「それほど能力者と一般人の差は酷いんだ....だからこそ能力者差別が激しい」


「...そうなんだね...」


「って話してる最中に着いたぞ....って....」


「な、なんだよこいつ....」


「嘘でしょ...」


LIXなんてもんじゃない...この威圧...唯福君と戦った呪いの能力者よりも圧倒的に強いと確実にわかるこの威圧...ッ!!


「....乖十呼べなっちゃん....」


「っ!!」


「こいつは....LXだ....」

LIXではなく、運悪くLXと出会った凪津と裁兎、果たして無事に乖十を呼べるのか...それとも...

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