するりと抜ける風たち
頬を するりと抜ける
風たちに雨降りだと
感じながら
少しだけ冷ややかな
感触が伝わって来る
しかし雨の匂いはせずに無臭であるから
乾いた雨になるのであろうか
そろそろ扉を閉めねば
微風が体を冷やしかねないから
閉じることにした扉を
季節は春なのかは
微妙な感覚であり
ちょうど5月ぐらいに
感じてしまうのは
なぜだろうか
不思議なことに北側の
戸を叩く音もするのだから 冬も一緒に
居るのかと感じる
気温が もう少し高ければ 心地よい風に
なるのであろうが
少し足りない気温に
寒さを覚える
また晴れ上がる空を
期待しながら
雨の日を楽しむとするか




