始まり
とある場所
「やあ! 僕は神、名前はエミル、死んでしまって残念だった、でも、君の元いた世界とはまた違う君の第二の人生へようこそ!!君を僕が作った世界へ招待するよ!」
さあ、順を追って話そうか。(笑)
まず私は誰かに電車のホームで押されて少しの間は記憶があいまいだった。
押したのは誰だったかはわからない。だって急に押されたんだからね。
そしたら見知らぬ真っ暗な世界で私がいるとこだけ光っていた。
夢だと思っていたけどつねったら痛いけど現実なのか夢なのかはわからなかった。
記憶ははっきりとしている。
私の名前もわかる、私は、飯田 結
春からJKになるはずだった15歳
趣味は読書特技は運動
そしたらさっきの言葉が聞こえてきた
いきなり転生漫画のごとく転生をさせる自称神は女でも男でもなくただ光ってるだけだったよ。
そりゃそうだね神が人間の形をしていると思っているのは私たち人間の偶像なんだから。
まず、わたしはこの時夢だと確信した。だってありえない話であるから
「えーと、じゃあどんな世界につれてってくれるの?」
「どんな世界か、君のいた世界と変わらないけど一つ、君たちには能力が与えられる。」
結はそんな言葉に少しだけ夢が覚めなければいいのにと考えていた。
「ここは夢じゃないよ」
急に言われたその言葉に少しだけ驚いてしまった。
結が驚いた顔していると
「まあでもここは夢と思っても構わない、なぜならここにいた記憶は無くなるからね。君が残るのは君が前世に持っていた記憶、転生したという事実、君に与える能力についてさ」
いろいろ気になるところがある。まず、前世と言ってるということ。それは私が死んだということ。それはまあ悲しくはなかったか?友達はいないし、家族とは疎遠状態だった。JKにはなれなかったのが名残惜しい。
しかし奇妙なことに家族やクラスメイトの顔は思い出せるけど自分の顔だけは思い出せなかった。
けっこう美形だったんだけどなあ
また、転生したという事実、漫画のようなことが起きるものなのか、と思ってしまった。
そして、気になっていた能力についてだが
「そうだね!やっぱり能力は気になるよね!でも君は僕のことを忘れる。なぜ自分に能力があるのかを疑問を持つこともない。頑張ってね!だってあの世界は……」