作者のコメント[5]
この作品に関することをここで呟いたりする。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
今回アップしたのは第4章の前編です。
冒頭にてジーツ君の特殊能力「グレムリン効果」についての説明を描写していますが、このメカニズムを考えるまで、結構苦労した思い出があります。
SF作品というものは、基本的には超常的な仕組みや現象について、現実的に不可能であってもそれは問題ないコトなのですが、それを可能とするプロセスに説得力を持たせなければいけません。
その為には、リアリティを知るコトが必要です。
コンピュータの概念は0と1の二進数。このこと自体は、学生の頃に勉強していて知っていたコトですが、今回このグレムリン効果の描写の為、もうちょっと深いところを勉強しました。
コンピュータがどのようにして電気信号を0と1に振り分けるのか? その仕組みを知らなければリアリティは生まれません。
グレムリン効果のプロセスにおいては、自分なりに、それらしい解答を用意できたとは思います。
というワケでその時の参考資料を紹介しておきます。
■徹底図解 パソコンが動くしくみ
・トリプルウイン (著) ・新星出版社
ついでにその時のメモもここに晒しておきます。
物語も佳境に入り、次回は4章の後編からスタートです。アリー・ムーンの謎にどんどん迫っていきます。
感想お待ちしております!!




