表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/20

20




冬、ユキが誕生日を迎えた。

当日は学校の友人が祝ってくれるとかで、最初から休みの希望が出ていた。



「昨日は楽しんだか?」


「はい。無理言ってすいませんでした」


「クリスマスは?」


「朝出勤で良いですか?」


「彼氏もいねーのにか。生意気なヤツ」


「うわ、店長セクハラー。観たい映画が公開なんですー」



夏前。

春からなんだか恋愛沙汰でゴタゴタしていたユキが突然すっきりした顔で現れた。

好きだった奴も言い寄って来た奴も両方フッて、結局は一人でいることを選んだらしい。

ユキは、そういう奴だ。



「ユキ」


「どーもいらっしゃい」



あの、店まで乗り込んで来た男はしょっちゅう店に来るようになった。

その度に苦笑するユキがあまりにも「らしくて」笑ってしまう。



「……ばっかだよなぁ」


「店長、独り言言ってないで接客してよ。あと、裏に奥さんから電話ですよ」


「お、悪いなぁ」


「奥さんにあることないこと吹き込むの止めて下さいね。さっき事実確認されましたよ」



いつまでそうやって、一人で背筋を伸ばして立ってるんだろうか?



「さ、電話電話!」


「シカトかよ」




(心機一転ミュージック)




おれには何も出来ないけれど。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ