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なんだか変な感じだ。
ここは近所のファミレスで、目の前には赤石さんとハジメさん。
私は一度息を吸って、吐き出すように話をはじめた。
「私、ようやく自分がどうしたいか気づいたんです」
二人はじっとこちらを見ている。
「だから……私は今から嫌な女になります」
「「は?」」
もう一度、ゆっくり呼吸をする。
そして、
「謝らないし、言い訳はしません。私は、あなたたちのどちらも選びません」
心臓が不安の悲鳴を上げる。
怒るか、失望するか。
どちらにしても今まで通り笑って返してはくれないと思う。
……嫌な奴なら嫌な奴なりに。
「また、どこかで」
そう言って、三人分のドリンクバーの代金をテーブルに置く。
二人が呼び止める隙も無いように店を出た。
そして、なんだか不思議なくらいの身軽さで私は帰る。
今日はバイト。
明日は学校。
何もなかった今までに戻る。
本当は最初からどうでも良かったのかもしれない。
恋とか愛とか、そんなのはただの気休めだったのかもしれない。
感謝は、しているけれど。
(手放したラブソング)
なんだかこれからが楽しみになった。




