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平和な日々

千代と清十郎のほのぼのシーンです。

それから私と清十郎は沢山の事を話して、沢山遊ぶようになった。私の事を悪く言う人から清十郎は庇ってくれてた。


「千代!あっちにさ大きい川があるんだ!今日はそこで遊ぼうぜ!」


清十郎はいつも私の手を繋いで色んな所に連れていってくれる。今日は川にいくみたい。今までお父さん達が危ないからって川に近づくのは駄目だと言ってたけど、清十郎と一緒なら別に平気だよね?

清十郎に連れてきてくれた川はとても大きくて水が綺麗だった。だからね、草履と足袋を脱いで、川に足をつけてみたの。


「冷たい!でも気持ちいい!」


初めて知った。川の水がこんなに気持ちいいなんて…気持ち良くてはしゃいでると滑って転びそうになった途端清十郎が抱き締めてくれた。


「危ない!……はぁ…千代はお転婆だな。そんなにはしゃいでると滑って転ぶに決まってるだろ?ほら、あそこに大きな石があるからそこに座ろうぜ!」


清十郎は私を抱き締めながら仕方ない子を見るような目で私を見て、大きな石に座らせてくれたけど、私は恥ずかしかった。だって!清十郎に抱き締められたんだよ!私とは全く違って固くて大きな手でまた私を守ってくれて…

清十郎は本当に優しい男の子だ。何度も私を助けてくれて…でも…恥ずかしいものは恥ずかしいの!


「おっ!ここにもチメグサの花が咲いてるな!ちょっと待ってろよ?」


そういって、清十郎はチメグサの花冠を作って私の頭に乗せてくれたの。


「あ~…その…なんだ?凄い可愛いぜ似合ってる。まるで姫様みたいだ…」


清十郎の顔は凄く赤くなっててそれを見た私も顔を赤くしちゃった。でもね、清十郎。私に似合ってると言ってくれたけど、清十郎にも似合うと思うの。

だから私もチメグサの花冠を作って清十郎の頭に乗せたの。


「清十郎の方が似合ってるよ!」


そう言ったら清十郎、更に顔を赤くしたの!

ずっとこのまま二人きりでいられたらいいな。

チメグサの花言葉の二つ目の佳人。

ちなみに佳人は容姿や内面、人格などを含む総合的な美しさをの意味です。


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