出会い
千代と清十郎の出会いのお話です。千代が悪口言われてる描写が多いです。
私は幕末の時代に呉服屋の娘として産まれた。私の瞳はアメリカから移住してきたおばあちゃんと同じ青い瞳でお父さんもお母さんもそんな私の事を大切にしてくれているのに…なんで…何で皆私の瞳の事を変だというの…?お父さんとお母さんは綺麗な瞳だ。自慢の娘だと言ってくれたのに…
「お前の目、変な目だな!化け物なんじゃねぇの?」
違う…違う!そんなわけない!私のこの瞳はおばあちゃんと一緒で…
「あの子、ここいらで有名な呉服屋の娘だけど…目の色が普通じゃないから気持ち悪いわね。」
目の色が違うだけで何でそんなこと言うの…?普通って何なの?
「こっちに来ないでよ、化け物!お母さんが言っていたの!あなたのその目は普通じゃないって!だからあなたは化け物なの!」
同じ歳の子達も大人達も皆、私の瞳の事を気持ち悪い…化け物だと言う…何で…もう…疲れたな…
「化け物は早く何処かに行けよ!気持ち悪いんだよ!そうだ、化け物は退治しないとな。」
ああ…あの男の子この村の町長の息子だ…石…?何で石を投げてこようとするの?当たったら痛いだろうな…
「やめろ!石を人に投げるな!あの子が怪我したら大変だろ!」
誰…?私の事を守ってくれたの?あの町長の息子の腕を掴んで私に石が当たらないように…?
「邪魔をするな清十郎!俺は町長の息子だぞ!俺はお前みたいな貧乏な商人と違って偉いんだ!俺の邪魔をするなよこの貧乏人!」
清十郎…それがあの人の名前?
「貧乏人がなんだ!それに親が偉いからといって人を傷つけて言い訳ないだろ!」
これが、私と清十郎の出会いだった。
昔は今よりも人と少し違うだけで化け物扱いする事が多々あったそうです。昔は今と違い、医療の知識等は少ないので、遺伝子といわれてもあまり浸透していなさそうですね。




