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日本未来誌 FUTURITATES JAPONICAE

遺跡とスマホと

作者: 鱈井 元衡

 エグチ・レントは石器の採掘から帰って来た。

 結局今日も、さしてめぼしい物は見つからなかった。だがこの程度で落ち込むのでは、期待のし過ぎだ。この手の事業で、何一つ得られない結果に終わるなど当たり前のことなのだから。

 採掘場は古代末期から数百年間、ずっと遺跡として発掘されていた。そして見つかるのは、様々な文物だった。

 土器、ストーブ、リヤカーや耕運機など、時代も種類も様々。

 レントが自力でここから見つけ出せたのは、石器程度だった。数万年前の打製石器だ。

 鋭く、素朴な出来具合ではあるが、今を生きる我々とは少しも違わない人間が作り出したものであるという実感があった。


 彼がいるのは、古代末期から現存する、古い雑居ビルの一室だ。かつては壁を取り払って大きな部屋となった空間に、本棚があり、ガラス張りのショーケースがある。父は、

 その中には実に色々な時代の物があった。どれもが、かつてはどこかの倉庫に厳重に納められず、丁寧に、時には荒っぽく使われたものだ。

 レントは自分が見つけ出した石器を日用品として使っていた。本や荷物を縛る糸を切るのに便利だったから。

 かつては博物館の中で一切触れず丁重に保管するなど、古代人の発想だと思う。物は使われて完成するものだ。古い物だからこそ活用しなければもったいない。

 レントにとっては、長い時間を共有するという感覚に、どこか心の奥からぐっとくるものがあった。

 大昔の石器で鉛筆を削り、その鉛筆で今日あったことをノートに記す。これこそ、はるかなる歴史の長さを実感する瞬間でなんであろう。

 まさにこの瞬間、古代との繋がりがあるのを確かにレントは信じるのだ。多くの物が失われてしまったが、それでも全てが消えてしまったわけではない。

「そんなことをしていて楽しいのか?」 と言われることはある。だが、レントにとっては他人の評価など問題ではなかった。

 このごろ特に気になっているのは、『スマホ』という機械の生命体だ。

 図鑑にはカンジを当てて『素真秀』と書かれていた。実に優れていた種族に対する賞賛の言葉だ。元々どういう語源であったかは分からないが、スマホとかスマトンとか、そういう名前として元から呼ばれていたらしい。

 呼び鈴が鳴った。

 扉を開けると、目の前に背の高い男がいた。

 彼は慇懃な声で尋ねた。

「レントさんですね?」

「私がそうですが……」

 相手はキリザキ・ユカイと名乗った。

「医者を目指していまして……」

 背が高いが、やや細く、あまり血色のいいとはいえない青白い顔だった。

「実は医療器具について調べている内に、かつてそれに用いられていた電池に関する知識に興味が湧いてきましてね。電池を知っていますか? 古代末期に著された科学の教科書に、簡潔な電池を再現する方法が載ってましたが、最近実際あれを作ることに成功したんですよ」 様々な専門用語が出て来たので、レントはすっかり頭が混乱してしまった。

 ユカイは、自分の世界に入り浸ってしまったことに気づくと、頭をかきながら微笑して、

「おっと失礼。これは素人には分からないことでしたね」

 悪気はないだろうが、やや見下した雰囲気のある言い方ではあった。

「そうそう、最近気になったことについてお話しましょうか。このクサツのこととか」

「この街は初めてなんですか?」

「ええ。シガに来たのも初めてなんです」

「では、元はオーサカから?」

「いや、ヒョーゴのシコチュオですよ。海の見えるいい所です。でもこちらのクサツからビワ湖の光景も実にいいものだ」

 シコチュオと言えば、キューシューからの移民がすぐ隣りにいる街。どことなく住んでいる国を意識させないその飄々とした雰囲気もキューシュー人と接触して得たものなのかもしれなかった。

「ビワ湖のブルーギルは美味と聞きます。私もいつか食べに行きたいものです」

「まさか。そこまで珍しい味ではありませんよ」 レントは謙遜ではなく、率直な感想を述べる。

 そこまで食に対する頓着のないレントにとっては、アメリカザリガニを焼いて食っていた記憶しかない。知識ではなく、美食を追求する人間がこの世にいることは知っているが、結局体内に入ってすぐに消えてしまう料理というのは、太古の機械や書物に比べるとそこまで興味をひかれなかった。

 ユカイは、何やら腹のポケットにある何かをいじるような動作をわずかに見せてから襟元を正し、

「それにしても肌寒いですね。山国だから――」

 銅鑼が鳴った。その時から二人はすぐに駆け出して店の前に粛然と立った。

 この時間だけは、絶対に騒いだりしてはいけないのだ。そして、アパートやビルの高い所から街を眺めることも許されない。

 以前から広場に掲げられたお触れにある通り、これから遠征から帰還した軍隊が凱旋する。

 交通の要衝であるここは、常に多くの人間が種類を問わず往来する場所だった。そしてそれは政府の役人であっても変わらない。

 レントにとって怖ろしいのは、この街を通る兵隊であった。

 ここはオーサカにとって重要な軍事拠点であり、かつては文明と野蛮の境界、今は野蛮を制服するための通過点と化していた。

「王様の凱旋だ。急いで降りろ」

 下から通行人の声が聞こえると、二人は急いで階段を降りた。そして行列を恭しく迎えるために地面に足をついた。

 歴代の王は、常に戦争を行い領土を広げて来た。

 第三代国王のセンドはスルガ湾を制して双海を征しし者ニコウミモチを名乗り、臣下から諸王の王ソーリ・ウェン・ソーリという称号を奉られたものだ。そして今の王は先祖を凌駕する功績をあげるべくここ数年、外征に明け暮れている。

 西での情勢が落ち着いてきたこともあり、イビ川以東のトーカイ諸民族を服属させるべく何度も軍を差し向けている。

 何のためにそんなことをするか。他でもなく、内外に国威を発揚し続け、なめられないためだ。


 王の軍勢に先立てて軍楽隊が進み、勇壮な音楽を鳴り響かせる。

大王偉大ソーリ・パネー! 大王万歳ソーリ・ヤベー!」

 もうこれで王が東に行ったのはもう何回になることか。

 以前の遠征から帰還した時は、アタミ、ガラン、ハママツ、レキ、ヌマズ、ヤマナシ、サイタマといった東方の諸都市を下し、多くの捕虜を連れ帰った。

 首都には華々しい功績を描いた石碑が建てられ、旅人や外交使節に対して国家の武威を宣言したという。

 なぜ国王はそこまでして隅々まで支配を極めようとするのか、レントには分からなかった。こんなことをしても、どうせいつか必ず滅び去るのだから……。

 軍楽隊と、いくつかの部隊が続いた後、やがて国王を載せた神輿が近づいて行き、市民の緊張はますます高まった。

 絶えず銅鑼が鳴り響き、人々に対して敬意を払うよう注意を促した。

 レントは、ここでへまを冒せば物理的に首が飛ぶことを理解はしていたが、好奇心はそうそう抑えられるものではない。だからつい頭を挙げ、不逞にも彼らの様子をじろじろ眺めようとする。

「頭を下げろ!」 父から小声で咎められる。

 王に対して一切の無礼があってはならないからだ。誰もが叩頭しなければならない。しかしそれでもレントは気になって仕方なかった。

 護衛の兵に挟まれ、王の姿はなかなか覗き込むことができそうになかった。

 わずかに国王の衣裳を仰ぎ見た。

 ヘルメットをかぶり、セビロという黒い服を着ていた。ネクタイという二等辺三角形の帯が襟元から垂れていた。

 それはサラリーマンという、古代では最も尊重された種族を模した格好だった。

 濃い黒が、民衆の着る淡い服とは実に対称的だった。昔とは違い、染料が極めて高価な今では色の濃淡はそのまま身分の違いを反映するものだ。

 王が通り過ぎると、再び、ヘルメットをかぶり、防弾チョッキを着て、釘バットや火縄銃を携えた兵士たちが行進する。

 一体どんなことをして来たか、レントは想像したくなかった。所が一般の見物客と来たら、彼らの凶悪な容貌を見て物怖じするどころか、彼らの戦場での活躍を想像しては高揚させるのだ。


 大事もなく終わり、レントは安堵した。

 いつもはそこまで堅苦しい街でもないのに、必ず凱旋の日だけは厳粛な雰囲気に包まれる。

 こんな日だけは有力者たちが馳せ参じ、地元の特産品などを気前よく王に献上する。

 レントにとっては、その様子全てが滑稽に思えた。

「不思議ですね。なぜ偉い人たちはあんなのを誇らしげにかかげているんでしょうか?」

「彼らの文化ではそういうのを見せびらかすのが自分たちの偉さの表れですから」

 そういうやりとりをしようとした矢先、父が帰って来た。

「レント! ユカイ君はもう来ていたんだね」

「お久しぶりです、リセタさん」

「すまない、シスカバから帰れたと思ったら突然あの行幸に出くわしたものだから遅れてしまった」

 エグチ・リセタが話した。

「陛下はこれからアライグマ狩りに行幸とのことらしい。そしてアライグマの革から作った衣装を宮廷の寵姫にプレゼントするのだそうだ」

 しかし、そこで顔をしかめる。

「だがそんなもの、俺たちにとって何の価値があるだろう? 卑しいことこの上ない!」

 それから気色ばんだ。

「アライグマの毛皮だと! 我々にとってはあんなものは血なまぐさくて到底腕を通せるものじゃない」

「全く同感ですよ」

 命を奪うことが当然だと思っている輩なのだ。

 そしてそのようなことから距離を置くことが気高さだと思ってるのが、レントたちモノシリ――古代の知識に通暁し、伝達する人々――だった。

「だが、奴らが手を伸ばしても手に入れられないものを今日持ち帰って来たんだ。とりあえず見てくれ」

「首長竜の化石とかですか?」

「あんなものより、もっと素晴らしい品さ。ものすごく貴重な物を手に入れたんだよ。スマトホンだよ」

 スマトホン。スマホの別名だ。

「おお、ついにですか」 ユカイはわくわくした顔を浮かべている。

「シスカバの骨董商に、キューシューから取り寄せてもらった物だ。21世紀初頭に作られた製品で、ほとんど使われずに来たらしい」

 レントは何も知らなかったので、首をかしげてしまった。

「21世紀初頭なら、古代末期のものじゃないですか。そんなに昔のデンカが残っていたんですか?」

「そうそう、スマホだよ」

 父が机に置いたのは、黒光りする小さな板だった。

「色々触ってみるといい。私はまだ疲れが取れていないから、少し外で風と戯れてくる」

 こうして部屋に二人だけが残った。

 ユカイは言った。

「実は私は、これを目当てにしていたんです。この時のために用意していたものがあるんですけど……」

 しかしその用意していたものとやらをすぐに教えることはせず、ユカイはスマホを触りながら言った。

「ニホンにはこれほど精巧に復元できる技術なんてないはずだ。恐らくプリモルスクかウミムコーから輸入された物だと思いますが」

 スマホというのは、小さな人間のような姿をしているものではなかったか。だが目の前にあるスマホは小さな、黒い板だった。なめらかで、光沢があった。だがそれだけだ。飾りというものは何もない。強いて言えば側面にやや細い凹凸が二、三個ついているだけだ。

 何もない、ひらたい顔だ。何でも固体でもあり液体でもあるという性質を持つというが、単なるガラスのようにしか見えない。

 一体これに、数百年前の人々は熱狂したのだろう。レントにはそれが分からなかった。分かろうともしなかった。古代人と今を生きる人間が同じ生き物である可能性がどこにあるのだろう。同じような分別の持ち主である可能性がどこにあるのだろう。レントにとって古代人とは現代とは全く異なる精神性を持つ生き物であり、全く異なる暮らしをする人々だった。そんな彼らに対する共感など乏しかった。

 レントはしばらく、それに触れる勇気がなかった。それが持つ、理解しがたい力への畏れが感じられたからだ。

 だから箱のふたを取って、中身を見て、再びふたをする、そんな無駄な動作を何回か繰り返していた。

 だがようやく決心して、レントはスマホを触った。

 四百年前も前のものだと思えないくらい、それは頑丈で、目立った傷もなかった。

「それは生き物なんかじゃない。純粋な機械ですよ」

 しかしレントにとっては、艶のある、金属とも思えないその質感が何かの生き物のように思えてんらなかった。

「貸して。これはこう使うんですよ。ほら、ここが電源ボタンです。かつてはここを押すだけで起動したんですがね……」

 それから、懐から何か黒い塊を取り出した。金属か、ガラスでできているようだが、そのどちらともつかない質感もあった。

「これですよ、これこれ。実はこの時のためにバッテリーを作って、持って来たんだ。きっとこれで起動できるはずです」

 ユカイは得意げだった。この瞬間をずっと待っていたかのように。

「やってみます」 緊張して、レントは言った。

『バッテリー』がくっつくと、薄く小さいスマホが、何かの所属物でしかないように見える。

 しばらくして、2387/12/1という日付が表示された。

 背景は薄暗いが、オレンジ色の上に白い幾何学模様が刻まれている。『スワイプしてください』と下に小さい字で表示された。

「スワイプって?」

「なぞれ、という意味ですよ」

 レントはそれを聞いて画面をなぞってみた。

 すると小さな絵が並んでいた。ふにゃふにゃで、何の絵かはもうよく分からない。

 そして、その絵の一つを押した。だが白い画面が表示された。

「ここの三角を押せば元に戻れると書いてありました……」 自信のなさげな声でユカイ。

 黒い棒の上に刻まれた三角を押すと、果たして元の画面に戻る。他の絵も押してみたが、結局白一面が出てくるだけだった。

 そして、すぐに変な音が出て、画面の光は消え、黒くなった。

 驚いてレントは再び電源ボタンを押してみたが、もう光が灯ることはなかった。

「電池切れか。まあ当然か」 ユカイは静かだが、やや興ざめな声を揚げた。

「一体何だったんです? 今のは」

「さあ……。なにか顔みたいなものだったんでしょうかね。目を開ける時みたいな」

 ユカイにとっても、それは不思議でならない現象だったらしい。

「抜き書きから知ったことなんですがね、スマホより大きいパソコンとかいう塊は、目覚める時の鳴き声が色々凝ってたみたいなんですよ。まあ、今となってはどんな声だったかは想像することしかできないんですが」

「あの……もう一度彼を目覚めさせることはできないんですか?」

「装置をもう一度作り直せばできるかもしれませんが……あれ、結構金がかかるんですよ。そう簡単にできることじゃない」

 昔はいくらでも目覚めさせられたんですけどね、と小さくユカイは付け足した。

 だがレントにとってもっと驚くべきことは、このスマホが数万匹いるうちの一匹でしかないということだ。

 かつては、誰もがこんな物と日夜離れずに付き添っていたということが。

 レントにとってはスマホが史書に記述されるほど人を病みつきにさせる力のあるものだとは思えなかったが、それでもかつて、こんな小さい物に人間は五感を抱合するあらゆる営みを頼っていたのだ。この世界の広さに目を向けずに、自分とこんな小さい物だけの間しか、世界として認識していなかったのだ。それをレントは、決して進んだ価値観とは思っていなかった。

 石器を見た。どちらも同じほどの大きさで、そして単純な形をしている。方や原始であり、方や最先端の技術であるが、結果として似たような物体として現れている。

 時代が遠くかけ離れたもの同士なのに……。レントにとっては、それが不思議でならなかった。

「お前らも、随分楽し気に話し合っているようじゃないか」

 扉を開けて父が入って来た。

「いや、スマホの性能について色々話してあっていたんです。起動時間とかアプリを見てまして、それで――」

 リセタはやや早口で。

「電源はついたのか?」

 ユカイは切なげに、

「すぐに切れてしまいました。バッテリーが悪かったんでしょう。結局今じゃ粗悪なものしか再現できない」

「バッテリーというのは?」 リセタは問うた。

「ああ、そのスマホを動かすのに必要なエネルギーですよ」

 そういう単語を聞くだけでもレントは頭が痛くなりそうだった。

「ああ、そういう専門用語はいっぱい辞典に載ってましたね。ジーピーエス、ワイファイ……どれも意味不明な言葉ばかりだ」

「まあ、古代人にとってもこういった道具を動かす原理はほとんどよく分からないものだったみたいですよ」

「そうなんですか?」

「むしろ、あまりにも高度で発展したものだからこそ、それを理解して維持する人がいなくなった途端あっという間に崩壊してしまったんでしょう。結局、古代人もそこまで万能ではなかったわけです」

「だとすると、僕たちと結構似ている人たちだったのかもしれないな」

 しかし、ユカイは彼らに対する敬意を実に深く抱いている人間だった。

「いや、彼らは賢者でした。しかし彼らの後継者が愚かだったんです」

「しかし、誰もがそういう物につきっきりの人生って、思い描くとぞっとしませんよ。目の前の世界に対する関心がそがれていたわけですから。当時の生活ですら、目の前に対する注意がそがれていたことが社会問題になっていたと文献には書かれてますし」

「けれど、それが彼らにとって日常だったんだ。善悪で語れることじゃない」

 理解しがたい技術だ。

 一体、彼らが自分たちと同じ人間なのかどうか、レントは決めかねてしまった。やはり先祖は、魔術師か何かのように想像を越えた連中なのだと思った。彼らが残した膨大な遺産の上に暮らしているにも関わらず、レントは、彼らを自分たちの直系の先祖であるとは信じがたいものがあった。

 確かに先祖なのだろう。だが、先祖なだけだ。ほとんど共通する物を持たない他者だ。

「……古代人は、やはりよく分からない」 レントはぼそりとつぶやいた。

「古代の人間がどうであったかとか、そんなことよりも考えるべきことがあると思うよ。彼らは同じ人間だったんだ」

 リセタは言った。

「このスマホもかつては誰かが持って使っていたものなんだ。そして、それは未来、使う人がまた現れる時のために、残しておくべきものでもある」

 言いながら石器を指さし、

「レント、お前だってかつて誰かが使っていた昔の石器を受け継いで大切に使っているんだ。それと同じだよ。このスマホの持ち主にあまり悪く思われないように、大切に収蔵しておけよ」

「もちろん分かっていますよ、父さん」 レントは笑って言った。

 こんな奇特な経験は、どれだけ遠くに行っても手に入れられないだろう。どれだけ金を積んでも巡り合えないことだ。このことに思いを致すと、王よりも特別な存在になれた気がした。

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