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されど服  作者: 高見香里奈
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 映画デートはいい感じだったと思う。デニムパンツを履いてきた有紗ちゃんはとても新鮮で似合っていた。有紗ちゃんの反応も悪く無い気がする。この調子で翌週もデートに誘おう。

 誘いのメッセージを送って数分後、有紗ちゃんからOKの返信がきた。よしっ! ガッツポーズをして、携帯電話を置いた。

 本社のスタッフが事故で入院したという連絡があり、その仕事のカバーは俺がすることになった。そのため、半休だった日は本社に行かなければならなくなった。有紗ちゃんにリスケの連絡をする。楽しみにしていたが仕方無い。俺はそれから一ヶ月、入院したスタッフの商品管理や配送業務等の仕事を掛け持ち、普段の倍以上の業務をこなした。各店舗を周り、本社と百貨店の往復と商品管理。肉体的に大変だったがなんとかこなした。

 ちょうどスタッフが退院し、ようやく来週久しぶりに休みがとれた。本社の会議に行く途中、偶然駅で白川さんと会った。正直、ちょっと苦手なんだよな。良いスタッフなんだけど。

 駅から本社までの道を白川さんと話をしながら歩いた。

 会議を終え、店舗に戻る。セールが終わって間もないので、店は落ち着いた雰囲気だ。

 ストックルームに行くと有紗ちゃんの姿が見えた。初めて見た時に履いていたピンクのスカートを履いている。そういえば、最初有紗ちゃんの名前を知らなくて、ピンクのスカートの子って呼んでたな、懐かしくなり笑みが溢れた。

 その夜、有紗ちゃんに食事の誘いのメッセージを送った。このデートで有紗ちゃんに好きだと伝えよう。俺はそう決心した。


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