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されど服  作者: 高見香里奈
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「じゃ、撮りますね。僕が質問していくんで答えていってください」

 野沢さんがカメラを向けて言った。

「はい」

「今日のファッションのポイントはなんでしょう?」

 有紗ちゃんが接客の時に言っていた言葉が浮かんだ。

「普段選ばないネイビーに挑戦しました。ネイビー一色だと地味になり過ぎちゃうので、地味にならないように小花柄を選びました」

 そう言って私は事前に指示されていた通り、くるりと身体を一周させ、ポージングをしカメラに微笑んだ。

「ありがとうございました! 良い感じのものが撮れました! また詳細については連絡させていただきます」


 美容院の帰り道、私の前に手を繋いだ男女が仲良さそうに歩いている。本当だったら私と雄一はあんな感じで週末を過ごしていたのにな。そんな寂しさが一瞬よぎった。

 ワンピースのポケットに違和感を感じたのでポケットに手をいれる。カードのような手触りがした。

 取り出してみるとそれはさっき野沢さんからもらった名刺だった。

「そういえば」

 受け取った名刺を仕舞うところが無かったので、ポケットにいれたんだった。

 それにしても、野沢さんかっこよかったな。顔がニヤついた。


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