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されど服  作者: 高見香里奈
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 ただいま、そう呟いて恵理子は家の玄関のドアを開けた。靴を脱ぎ、ふらふらとソファに倒れ込む。予想通り、今日は十時まで残業になってしまった。空腹が恵理子を襲うが、眠気の方が勝ち、そのまま朝まで眠ってしまった。

 翌朝化粧を落とさずに眠ってしまった罪悪感を抱いたまま、恵理子はシャワーを浴びる。

 昨日の疲れがとれず、ぐったりとしている。

 眠気がまだ覚めないので、コーヒを淹れ飲み干す。空腹だったせいか、胃がむかむかした。

 支度を済ませ、恵理子は家を出た。取引先から会社に戻ると、今日も柳田は恵理子が作成した資料に難癖つけてきた。それにぐっと恵理子は耐える。

「川田さん、クレームの電話かかつてきてるみたいだから対応して」

 柳田が言った。

 また自分は対応せず私に押し付けるのか、そんなことを思いながら受話器を取る。柳田担当の飲食店からだった。いい加減にしろと恵理子は柳田に向かって叫びたいが、その言葉は胸にしまう。我慢、我慢と自分に言い聞かせ、やり過ごす。

 電話の受話器を取ると、荒い口調で男性が何かを言っている。滑舌が悪いようでうまく聞き取れない。申し訳ございません、柳田のミスを恵理子は柳田に代わって謝り、先方をなだめた。


 退勤してすぐに恵理子は百貨展に向かう。


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