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73回目

「ところで他の勇者は来ないのか?」


「…」


「知らないわよ」


ナキアは持っていたティーカップをテーブルに静かにおいた。


「なんで??異世界転生されたの俺だけってことなのかな」


「村で聞き込みしてもなんかみんな知らないんだよな」


「メタ的なことは、知らない。」


「ここであんたを倒すことが私の役目ってだけね」


「そうか。ならば俺の役目はナキアを倒して先に進むことだな」


「そうだけど?今更何いってんの」


「じゃあ、今日も行くぜ?」


「……」


「何?」


「今日もアルテマブレイズ?」


「いや。」


「違う。」


「今日は普通に斬る。」


「そう。」


ーーーー!!


俺の身体を背後から氷の刃が貫いた。


俺は、死んだ。

74回目へ。


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