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第三話 表現の天使

【悲報】ルル、ヤバイ奴から変態でヤバイ奴になってしまった。(今回関係なし)

色々雑、誤字、脱字、ミスあるかも?ないかも?ナノかも?

悪魔に支配されていた町から抜け出した俺084含めウォッチとルルの三人で草原にて野宿をしていた。

「…はぁ」

「ウォッチ?084がなんか…また?」

「…そのまただよ」

俺は悲しい気持ちでルルが焼いた魚をかじった。

「ハムッ…うまい…」

「ウォッチ!あ~んして!」

「嫌です」

ウォッチ、ルルの要求を即否定。こんなことがずっと続いていると考えたら、以外に仲は良いのかもしれない。ルルに何回か殺されかけてるけどな。

その後はすぐ就寝し朝早く適当な方向へ出発した。

「像ってどこにあるんだろう?」

「わからん。塩は気配が強すぎて勘でもわかると言っていた」

「私、あそこの森が怪しいと思う」

「行ってみるか」

ルルが怪しいと言った森…どちらかというと林にやってきた。塩の言っていたことは正しかったようで、本当にホロメスの像があった。

「ホントにあることあるのか…」

「あとはこれを壊すだけだな!」

「いや、何か来る」

俺も気づいていたがルルの指摘通り、何かが上から舞い降りてきた。

「幽霊?天使?透明人間?どれ?」

天使の輪と閉じた透明な一つ目。上着からは腕は無く下半身は幽霊のようなのに高そうな革靴を履いていた。

「天使…ってことにしよう」

「絶対敵だよねあれ」

すると魔方陣が出てきたと思ったらそこからレーザーを連射してきた。

「タイムストップ!」

ウォッチが時止めを使ったが効果は無いようだ。

「ハァー!」

ルルが魔方陣へ突っ込んで魔方陣を破壊した。レーザーを弾くナイフって初めて見たな。無傷だし。そんなこと考えている暇は無い。また魔方陣がいつ飛んできてもおかしくない。俺は天使に攻撃を仕掛けた。すると突然天と地かひっくり返った。ルルとウォッチはいない。特に周りどころか自分まで白黒になってしまった。しかしあの天使は瞳を大きく開け真っ赤な状態だった。

「一体何が…」

「分かんない!」

「聞こえるのか」

コミュニケーションは取れると安心したや否や、そいつは地面に衝撃波を与え俺の地面を隆起させてきた。

「084!?」

「なんだ!」

「こっちも攻撃してるけど攻撃が効かない!」

「魔方陣が多すぎる!」

このままだとやられるのも時間の問題。あの必殺技でもダメージは与えられ無さそうだな…はっ!?

「ルル!同時に攻撃だ!」

「了解!」

「1!」

そうルルがカウントすると何度も地面を隆起させてきた。

「レーザーの量が!」

あちらも攻撃が激しくなっているのか

「2!」

「はっ!?」

前後左右から割れ目!でかいのがくる…避けられない!

バギャアアアアン

「ゴフッ…!」

旗のおかげで片足が…潰れただけで済んだ…

「クソが…!」

旗を前に突き出し隆起した地面を破壊。間に合う!走れ!片足の痛みなど!しらん!

「3!」

その合図で同時に攻撃することに成功した。

再び天と地がひっくり返り二人のところに戻ってきた。

ウォッチは全身に火傷。そんなウォッチを庇ったのであろうルルは左腕が飛んでいた。

「084…俺のせいでルルが…」

「そんなこと言っている場合ではない」

あの赤い天使もこっちに来たようだ。地面が盛り上がる。

「…まさか!」

そのまま全員地面から出てきた岩の塔により天高く押し上げられた。押し上げられてもあの二人にそこまで影響が無いようで、まともに動けない中無数の魔方陣が現れた。

「し、死ぬ…」

「諦めるな」

俺はバリアを展開した。飛び道具を跳ね返すような柔らかさを持っているおかげで魔方陣はすぐに破壊された。

「…ハァ!ハァ…ハァ…」

「あれずっとやってよ!」

「あほか!ならおまえが全ての時とめろ!」

「むりぽ」 

「まだ来るよ!」

天使の二人は必殺技の準備をしているようだ。ここで使うか…チャッピーから貰っていた 回復薬。

「これで回復だ」

ウォッチの火傷も俺の足もルルの無くなった腕まで完全では無いが治癒された。

「あとでお礼を言わないとね」

「意外と早いな…」

そうこうしている内に白い方は魔方陣を赤い方は岩で出来た槍を既に作っていた。

「どうするんだよ?」

「二人とも俺に掴まれ」

「分かった」

エラーの能力を引き出した俺は旗をそいつらに向けた。果たして防ぎきれるか…保証は無い。そうして必殺技が放たれた。

岩の槍を魔方陣に通しレーザーの力で音速まで達した力が旗に加わる。

「よし…」

うまく行った。エラーの能力は強い衝撃を持った物体をデータ上から削除する能力。つまりこの槍を防いでいる。少しずつ少しずつドンドンすり減っていった。あと少し。

「あっ!」

槍が無くなろうとしたとき、旗があさっての方向に飛んでしまった。

「タイムストップ!」

「ウォッチ…」

「早く…!して…!」

俺とルルはこの押し上げられている力に耐えながら二人に接近した。もう力が残っていないようで何もしてこない。二人で同時に天使を攻撃し戦いは終わった。


「疲れた~…」

「戦闘と同じくらいこの岩の塔を降りるのは苦戦したな」

「よし…!これで満を持して像を破壊できるわね!」

バキッ

「破壊完了!」

「早く帰ろー…もう動けないよぉ…」

「ゲームばっかの生活の影響だな」

「私もゲームしてないけど意外と刺さる…」

「…部屋から出るときは呼ばれた時か話したい時か食事の時かウォッチをおいかける時だからな」

「なんで俺の時だけ…」

「だってぇ大好きだから!グチャグチャにしたいくらい!」

「こわああぁ…!」

「…俺を盾にするな」

「か、帰ろうよ~…」

「行くか」

「分かったわ!」

そうしてみんなうまくやっているだろうかと心配しながら転移鏡までの帰路につくのだった。


…あ、旗…どこやったっけ…

ほんとはこの天使の能力もっと別だったんだよね。084の旗はなんとか見つけました。

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