第十三話 不正
最終回ダヨ
色々雑、誤字、脱字、ミスないんじゃない?
俺らは塩の遺品を抱え無事帰った。その時も誰一人話すことは無かった。皆も塩が大切だったのだろう。いつものわちゃわちゃも泡のように消えていた。家でこれからの会議を始めたが俺を含め誰も言葉が出なかった。そこに084の姿は無かった。
「…」
いつの間にか一時間が経過した。未だ一言もなく。
バチバチバチ…
電気のような音が突然聞こえ始めた。リビングの中央の机からだ。この電気の音は聞いたことがあった。テレポート時になる音だからだ。
「ハロー!オリキャラのみんな~」
机に知らない人が映し出された。
「あ、俺のこと知らなかったね…作者って呼んでくれ。この物語を作ったものだ」
この物語を作ったもの?こいつは一体…
「塩が死ぬのも物語の一部だったのか?」
「そうだ。けど俺は作者!生き返らす事が出来る…って本当なら言いたかったよ…」
「言いたかった?」
「そう…リミットブレイクが起きたせいでファイルが破損して…」
「何か俺らに出来ることは無いか」
「え?手伝ってくれるの?」
「チャッピー?本当にこんな奴の…」
「良いんだ。嘘を着いた顔はしていない」
「本来なら復活なんてタブーだけど…やったら知らない物語が見れるんじゃないかなって思ってね。じゃあえっと復活にはこの破損したファイルとその塩の腕と思い出が材料かな」
「あまり多くは無いんだな」
「代わりに俺が苦労するけどね…」
「ところで思い出とは何を?」
「一番塩が大切にしているものとか…?」
その大切な物に心当たりがあった
「あの写真はあるか?」
「あるけど」
「ウォッチ。持ってきてくれ」
「分かったー」
「これでいいはず」
大切な物、もとい写真とはホロメスと戦う三日前に撮った集合写真。
「それを俺のこの…ディスプレイに入れてくれ」
作者が映るテーブルに写真と腕を置くとふっと消えた。
「やるぞ。これをやるために勉強したからな!チャッピーは塩を復活のためにそんな装置作っといて!」
「…分かった」
失礼だが意外とテキパキしてる…
30分後…
「できたか?」
「うん!行けるはず!」
「よし。やるぞ」
「接続完了!いくよ~」
機械が動き始めた。本当に塩が生き返るのか…?生命の生き返りはあり得ないが…彼を信じてしまったな。塩の影響か、甘くなってしまったよ。そう思っていると一センチの立方体が積み上げられてきた。俺の中で緊張感が積み上がると同時に高まっていく。あっという間のようで長い時間が過ぎ最後の立方体が積み込まれた。立方体が丸みを帯びていき、塩が生き返った。生き物特有の暖かい雰囲気を感じた。これは紛れもなく塩だ。
「あれ…俺…ホロメスと戦って…チャッピー?」
「…った」
「なんて?」
「良かった…」
いつの間にか涙が溢れ塩を抱きしめた。塩が死んだとき涙は出なかった。あの日すでに涙は枯れたと思っていた。やはり意識はしていなかったが塩は俺らに居なくてはならない存在だ。
「チャッピー…苦しい…!苦しい…!」
「ああ…すまない」
「塩~!!!!良かったよお!」
「ちょ…真雨危ない…!」
「心配させやがって」
「そると…」
「また、これでいたずらできるよ」
「しないでね」
皆も塩の帰還を嬉しいようだな…
「あれ?084は?」
「帰ってきた時からいなかったよ」
「もしかして…」
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自分のこの運命は知っていた。このsio084は結局作者の塩の分身のような存在…彼が居なければ俺は消えて無くなる。こんな分身はいくらでも起点が効く。俺自身消えてもいい。ただ、塩に言いたかった。代わりを無限に作れるはずなのに作ったのは俺とマジホワイトだけ。なぜ…軍隊のようなものを作らなかったのか…謎である。もう片足が無くなり、立つことは出来なくなった。この高い崖から見る海はとても綺麗だな。
「今ここで塩の指一つでも触れればこの消滅は防げるだろうな」
「じゃあ触れるね」
消滅が止まった。後ろに塩が居た。
「な…なん…で」
「キャラ崩壊してるよ?084らしくない」
塩が俺の隣に座った。これは本物だ。
「ほら。紙を取って!紙がふやけるよ?」
俺は紙を取った
「確かに…そうだな」
「綺麗な夕日じゃない?084」
「そうだな…」
「チャッピーたちは俺の復活で皆泣いちゃってるからゆっくり眺めれるよ」
「なんで記憶も残ってるんだ?」
「チャッピーと作者が復活させた時の材料が記憶関連だったからかも」
「なるほど…作者とは誰だ」
「この物語を作った人だよ」
「これはこれで感謝だな」
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そうして日常が始まる。イタズラに呆れたり、それぞれが高め合ったり、トラブルで家が消し飛んだり、町の人達と話したりそんな日常がまた始まった。でも俺らは知らなかった。ホロメスを封印しても世界が今もどんどん消えている。気づかない間に世界が終焉を迎える。見たことも無い生き物がいる。でもそれは特定条件でしか倒すことは出来ない。そんなことに気づかず消える。銀色の壁…いやオーロラのような…壁…。それらが主人公に迫ってくる。逃げても別世界に行く以外逃げられる方法はない。解決方法はない。原因は目の前にある。
次は…敵たち目線の物語!彼らがこうなった理由解明されますっ!




