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雪の日

 雪が降っている。

 

 嫌でも意識してしまう秋の象徴である紅葉こうようの時期もとっくに過ぎ去り、外の木々は葉を落とし、冬支度もすでに終わっている。

 冬だ。この街にも冬が来た。明日は大丈夫だろうけど、近いうちに雪がアスファルトを覆ってしまうだろう。ああ、早く冬用の靴を用意しなければ。

 窓の外を眺めながら、ぼんやりとそんなことを考えていたのだが、最近稼動し始めたストーブの魔力だろうか、どうしようもない眠気が私を襲ってきた。

 午前の授業が終わり、今は昼休み。以前の私のような特に予定もない人間ならば起きている必要もなかっただろう。

 いや、今の私にも起きていなければならない理由はない。向こうからやって来るのだ。きっと彼女が起こしてくれるだろう。

 自分にそう言い聞かせ、吸い込まれるように机に体を伏し、自分の欲望に忠実に瞼を閉じた。

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