第2話 I can fly in tha sky
その日から10年の時が経った。
ゲン「おっちゃん、船くれ!」
おっちゃん「船?」 ゲン「うん。小舟でも良いから」
おっちゃん「そっそうか、いくらある?」
ゲン「金貨10枚、」 おっちゃん「10枚だと、小舟だぞ、しかも木製の」 ゲン「んじゃそれで」 おっちゃん「そうか」
ゲン「そう」 おっちゃん「分かった、毎度あり!」 ゲン「ビックリしたー貰って良いの?」 おっちゃん「ああ」
ゲン「ありがとナー」 おっちゃん「気をつけて」
ドラゴン「つか何で海なんだよ」 ゲン「え?もしかして怖いの?」 ドラゴン「こここ怖くねー!」 ゲン「ヒビってんじゃん」 ドラゴン「うるせーッで海に来た理由は?」
ゲン「目的地は″伊加の里″」 ドラゴン「伊加の里?」
ゲン「うん」 ドラゴン「どして?」 ゲン「忍者が居るって聞いた。しかも強いって」 ドラゴン「ふーん」 ゲン「興味無さそうだな」 ドラゴン「無い」 ゲン「そんで仲間にする。」
ドラゴン「それまたどして?」 ゲン「強いから!」
ドラゴン「それだけ?」 ゲン「うん」 ドラゴン「マジかー」
ゲン「マジだよー」 しばらくして
ゲン「何かさ、徐々に上がってね」 ドラゴン「ああ、このしたに、魔獣がいる」 ゲン「え? マジ?」 ドラゴン「マジ、あと魔力溜めてる、敵意剥き出し」 ゲン「嘘でしょ」
ドラゴン「嘘じゃなーい」 ドーーーーン⬅飛ばされた
ゲン「ウワァァァァァァ 死ぬーーーー このまま落ちたら死ぬーーーー何か無いのか、ドラゴン!」 ドラゴン「無い」
ゲン「あっ死んだ、もし転生するなら、人間が良いです!」
僕も一緒に天へとI can fly