兵器 シーザー
プロローグに登場した四脚タイプの多脚戦車です。
FLT3 Caesar
開発国 クローニア王国
分類 多脚戦闘機械四脚型 巡航戦車
最高速度 乾燥した平野にて76㎞/h
主砲 125㎜ライフル 携帯弾数45発
その他武装 13㎜機銃×2、外付け式ウェポンラック
クローニア王国が3番目に正式採用した四脚タイプの多脚戦車であり、前期大戦での王国陸軍主力の1つ。同王国では多脚戦車は巡航戦車として扱われ、防御を犠牲にして快速を目指す傾向があるが、本機種ではある程度の防御力を施され、さらに単座にすることで人的損害を抑えている。しかし1人で操縦と戦闘を行うため扱いが難しく、共和国に接収された後は複座型に変更された。
小型無人化された砲塔は別のタイプに換装可能であり、対空砲や火炎放射器などいくつかのバリエーションがある。標準装備での主砲は125㎜ライフルだが他国ではすでに滑腔砲を装備しており、ライフル砲を主砲に装備する四脚タイプは本機種のみである。(同王国軍主力戦車もライフル砲である)
主に対歩兵装備として砲塔と機体下部の2ヶ所に機銃を装備。特に下部機銃により随伴歩兵がいなくともある程度の対歩兵戦闘を可能としている。これは、多脚戦車には戦闘の際に味方の歩兵を踏みつぶす危険があり、実際に多発したため随伴歩兵なしの運用を目指した結果であった。効果はあったが、自分の脚を撃ちぬく、どこかにぶつける、など最も問題の発生した部分であることも付け加えておく。
また、コクピット内には湯沸かし器が備え付けられ、待機中に紅茶を楽しむことも可能であったが複座タイプではスペースの問題からか省かれ、旧王国軍出身の多くの兵士から抗議の声が上がった。
〇イドだと当たり前のように足元に歩兵がいることがあるけど踏まれたりしないのかな?(アニメには出ないけど)
まぁ、高高度をマッハで飛行する爆撃〇イドの背中にむき出しの席をつける人たちだからなぁ。(曰く、銃殺より重い刑罰)