恥ずかしがり屋のコロボックル (亡き友、S.Iに捧ぐ)
2022年12月15日
ずっと可愛がってた後輩が 自宅で亡くなっていて
警察車両が沢山止まっていたと 先輩から報告を受けました。
コロナが世界を席巻したせいで 私たちとの接触を避けるようなり、彼はひとり 静かにこの世を去りました。
自分からはなかなか輪の中に入らなかった彼を、無理矢理にでも もう一度 一人住まいの家から引きずり出せば良かったと涙しました。
命は限りある物…
人にはその権限さえおぼつきません。
彼を想い、詩を贈る事にしました。
いつもみんなの影にいて
周りの笑顔につられて笑う
おしゃべりはだいたい友達まかせ
特技は縁の下の力持ち
カランコロンと微かに笑い
ブロロブロロと裸足で走る
晴れた日には宙を想い
隠れ月夜は海まで出かけて竿を振る
透けるイカが大好きで
釣れた獲物はみんなに振る舞う
自慢の道具は背中に待機
世界が患い ひとりぼっち
彼は静かになっちゃった
今日は どこかでカランコロン
彼は遠くにブロロブロロ
優しい笑顔が見たいから
明日は僕が宙を見るよ
一人で黙って逝くなんて
ダメだって思わなかったかい?
おまえを想うと涙が出るよ。
天国で、大好き釣り 楽しんでおくれ
あと何年待たせるか、わからんけど
その時は、得意のイカ釣り また教えておくれ。