1.決戦前日
更新が止まってしまい申し訳ありませんでした!
前回もこの時期から更新間隔が空いて、最終的に更新が止まってしまったので、何とか乗り切りたい………!
更新についてですが、とりあえず物凄く悩んでいた『登場人物一覧』は後日にパスします。
更新が止まるよりはそちらがいいと判断しました。
「よぉ」
「お久しぶりです、グランドマスター。ギルドマスター、来ましたよ」
「おう、よく来たね。準備はちゃんと出来てるかい?」
「あぁ、ばっちしだ。ちゃんとこいつらも連れてきたぜ」
「ルカ!ミクル!」
「ほら、ルルーナ、二人と話してきな」
「はい、ありがとうございます!」
「ルルーラ、久しぶり………!」
「おう、ルルーラよぉ、元気にやってるか?」
「お久しぶりです。二人とも前と変わってない様で何よりですよ」
「アタシらは何も無いしな。だが、風の噂を聞いてる限りだと、クリスは色々変わり過ぎじゃないか?」
「私、クリスに何があったのか、すごく興味がある………!」
「それについては、本人を交えて説明してもらいましょうか。ここにいるでしょうし」
「おぉ、それいいなぁ!」
「賛成………!」
「流石、純銀級パーティなだけはあるね。互いに道を分かれても、未だに仲が良さそうで何よりだよ」
「そうなんだよ。イイパーティだろ?それで、このパーティについて相談したい事もあってな。アソコの学園長を交えて話したいんだわ」
「トリスもかい?丁度いいし、クリス共々会いに行こうか」
「そうだな」
「クリスにも会える………」
「楽しみだなー!」
「私もクリスと会うのは久しぶりなので、楽しみですよ」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「お久しぶりです、学園長」
「あらあら、久しぶりね、アル。元気そうで何よりだわ。ガルザード帝国騎士団に入隊したと聞いていたから、この前のドラゴン襲撃の時から心配していたのよ」
「あぁ、あの件ですか………」
「貴方は大丈夫だったの?」
「あの時は、その、えっと………」
「あら?何を言い渋っているのかしら?」
「私はその時、き、騎士団を退団して旅に出ていたので………」
「ん?退団?それはどういう事かしら?」
「は、はい、実は―――」
事情説明中。
「―――という訳で、私達は旅に出ていたのです………」
「成程ね。そんなにビクビクしなくてもいいわよ」
「そうですか?学園長に挨拶に伺うのにこの事だけが気がかりで………」
「えぇ、貴方が『嫌だったから騎士団から逃げ出した』というならまだしも、貴方自身が『こうしたい!』というしっかりとした理想を持って行動した結果なのでしょう?それなら、私は何も言わないわ。それに、この短期間で純銀級冒険者になったのでしょう?それは貴方が頑張っていたという事に他ならないわ」
「そ、そうでしょうか………?」
「えぇ、貴方は頑張っている、と自信を持っていいわよ。貴方の功績は私も誇らしいもの。自慢の学園卒生よ」
「あ、ありがとうございます!」
「うふふ。それで、そこの二人が?」
「はい、私の仲間のエリゼとハイネです」
「エリゼと申しますわ」
「ハ、ハイネです!宜しくお願い致します………」
「お二人ともよろしくね」
「「はいっ!」」
「………うふふ、それにしても凄い偶然もあったものね」
「ん?どういうことです、学園長?」
「私が言わなくてもすぐに分かるわ。明日を楽しみになさい。貴方達にとっても良いモノが見れると思うわ」
「は、はぁ………」
「失礼します、学園長。お呼びと伺ったのですが―――ってアルっ!?」
「えっ、クリス!?」
「うふふ、驚いているわね。二人とも私がこの部屋に呼んだのよ」
「そうなんですか?でも何でクリスが此処に?」
「学園を卒業して直ぐ、私は冒険者になったのだ。そして縁あって数年前からココの教員になったのだ。クリスはなぜこんな所に居る?ガルザード帝国騎士団に入ったのではなかったのか?」
「あぁ、あそこは辞めて私も冒険者になったんだ」
「辞めた!?お前みたいな堅物がこんなに直ぐ辞めるとは………」
「お前にだけは堅物を言われたくはないな、クリス」
「ふふっ、二人とも相変わらず同学年の中でも仲が良いわね?それでクリス、明日の準備は出来ていますか?」
「はいっ、会場の準備や様々な根回しも全て行いました。それと、もう少し経ちましたら約束の時間になります」
「そう、わかったわ、ありがとう。アル、私は今から面会の予定があるから、今日はこのくらいでいいかしら?」
「えぇ、忙しい中お時間を取って頂き、ありがとうございます」
「また帰る前にここに来なさい。帰る頃、貴方達がどうなってるか気になるのよ」
「は、はぁ、分かりました………?」
「うふふ、それじゃあまた今度」
「えぇ、失礼します。クリスも、またな」
「あぁ、また」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「おばあ様、先ほどからお疲れのようですが大丈夫ですか?」
「あぁ、何とか今のところは大丈夫だよ。年を取ると、これだからいけないねぇ」
「何を言っているんですか!おばあ様は全然元気ですよ!」
「そうかい?でも、そろそろティオにも私の仕事を少しずつ覚えていってもらわないと、もしもの時に困るからねぇ」
「『もしも』なんてそんな悲しい事、私がそう簡単に来させませんよ!」
「あぁ、ティオはいい子に育ってくれたよ。よしよし」
「あっ、えへへ」
「ティオ様、デュエラ様、そろそろ目的地です」
「あ、ティナ様ありがとうございます!」
「そうかい、そろそろあの学園も見えてくる頃かね。それじゃ、ティオ」
「はいっ!」
「学園トーナメントの件は今年からティオも一緒にやってもらうから、しっかりと覚えるんだよ」
「はいっ、頑張ります!」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「………兄様、準備万端?」
「あぁ、武器も防具も新調した。これなら何があっても大丈夫だ」
「レイ君、本当にそれで大丈夫?」
「アッシュはさっきからそればっかりだな。安心しろ。お前が作った服や防具は完璧だ。自信を持て」
「う、うん………えへへぇ、褒められたぁ」
「シロも問題なんて無いだろ?」
「………うん、凄く使い心地がいい。………兄様からもらったこの防具、大事にする」
「せっかくだからちゃんと使ってくれよ?そうじゃないとシロの為に作った意味が無いからな」
「………わかった」
「王様?私にもこんなに良い防具を作っていただいて宜しかったのですか?」
「ん?眷属皆が普段から使いそうな服だったり物を作ったからな。メープルだけじゃないから気にするなよ」
「で、ですが、この防具の素材は………」
「それこそ、俺がそれでいいのか聞きたいくらいだ。本当に雷撃槍蜂の素材を使ってもよかったのか?」
「えぇ、構いませんわ。寧ろどんどん使ってくださいな。それでこそ、仲間達も報われると私は思います」
「そうか、それなら今後も使わせてもらう」
「えぇ、そうしてくださいな」
「それで、シトラスは明日トーナメント戦の補助に行くんだったよな?」
「はい、『回復役が欲しい』とクリス様から頼まれましたので、そのお役目を引き受けさせて頂きました。明日は、ステージに最も近い特等席から、主の活躍を見学させて頂きます」
「了解だ。俺も頑張るから、シトラスも試合の運営協力をよろしく頼むな」
「はい、仰せの通りに」
「パパっ、明日はリリスもパパを見に行くよ!頑張ってね!」
「ウチも行く!パパ頑張って!」
「おう、任せとけ。お前達のパパが凄いって事、皆に見せつけてやるからな!」
「「ウンッ!」」
「お兄ちゃん、私も応援してるから!」
「あぁ、フラン応援よろしくな!ミナ姉、フランの事頼んだぞ」
「任せな。俺がフランを守ってみせるから、安心しておきな」
「レイさん頑張ってね」
「レイ君が負ける事なんて、絶対無いと思うけどね!」
「そうね、レイを倒せる奴を知りたいくらいだものね」
「もう、二人共ちゃんとレイ君を応援してあげないと~」
「お前らはいつも通りだなぁ」
「主様、明日は私もリボルとともに行くのです」
「リボルも来るのか?分かった、応援頼むよ」
「はい」
「レイ、怪我だけは無いようにね?」
「大丈夫だよ、母さん。見ててよ、俺が今までどれだけ頑張ってきたか見せてあげるよ」
「うふふ、楽しみにしてるわぁ」
「レイ、ラピス達も弁当を持っていくから、よろしくねっ」
「ルビィも姉さんと一緒に行きます」
「了解した。楽しみに待ってるよ」
トーナメント戦は明日だ!
『学園トーナメント戦要項』
・参加者は学園から選ばれた16名。
・AブロックとBブロックに分かれて行い、
それぞれのブロックの勝者で決勝戦を行う。
・トーナメント形式勝ち上がり。
・男女混合戦。
・武器の持ち込み有。
・魔法使用可能。
・試合中は【非殺結界】を発動するので死ぬ事は無い。
・敗北条件は、5つ。
1.ステージの外に出る。
2.降伏する。
3.致死量のダメージを負い、結界外に飛ばされる。
4.気絶する。
5.反則を行う。
『トーナメント表』
・Aブロック
【バーデア】―┃
┃―┃
【レイ】―┃ ┃
┃―┃
【ジェーン】―┃ ┃ ┃
┃―┃ ┃
【ヴェル】―┃ ┃
┃ー
【レンブラ】―┃ ┃
┃―┃ ┃
【レミ】―┃ ┃ ┃
┃―┃
【リネット】―┃ ┃
┃―┃
【テュリス】―┃
【バーデア】5位
・4年生:剣士
【レイ】圏外
・2年生:回復士
【ジェーン】14位
・4年生:魔術師
【ヴェル】3位
・4年生:拳闘士
【レンブラ】11位
・4年生:魔術師
【レミ】16位
・4年生:剣士
【リネット】2位
・4年生:魔術師
【テュリス】13位
・4年生:弓士
このトーナメント表の偏り具合、絶対操作されてるだろ。
勿論、格上とばかりの戦闘になります。
因みに、リネットがシロを奪おうとしているイケメン伯爵息子です。




